ESIブランド初のDAC搭載ヘッドホンアンプ Dr.DACです。
ESIブランドでリリースされるもので、高機能、高音質のヘッドホンアンプだと思います。
ぶりちゃんは、高級DACや、高級ヘッドホンアンプなんぞは試聴したこともないので比較はできませんが・・・
地方だし・・・のだやさんに行けば聴けそうだが・・・(滝汗
(主観がかなり入ってますので、参考程度に・・・なんて書かなくても十分ご存知だとは思いますが・・・)
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2006/10/14時点での情報
韓国SAMICKに移管され、現在の販売先は
Samick
Japanとなっています。
(EgoSystemsから販売されたDr.DAC、他のESI製品はEgoSystemsのサポートになります)
どうやら最終出荷のようなので、手に入れたい方はお早めに・・・
尚、このページ(改造版除く)で使用したヘッドホンは、audio-technica ATH-A900です。
少々前から、ヘッドホンアンプは欲しかったのですが、ぶりちゃんは、外部DACまではぜんぜん考えてなかったのです。
Waveterminal
192Xで満足していたから・・・でも、それはDr.DACの音を聴くまででした。
Dr.HEADの購入を考えていましたが、Dr.HEADII(仮)の情報を知ってから、(数年間)かなりまよってましたが、Dr.DACと名前を変え、ESIブランドより発売決定!
Dr.HEADより、性能はかなり上がっていますね。(といいつつも、ぢつはDr.HEADの音聴いていません(滝汗))
それもそのはず・・・Dr.DACは"DAC + Dr.HEAD HiFi"アッパーバージョンというだけではなく、
DAC
+ プリアンプ(OPAMP交換可能)
+ ヘッドホンアンプ(ドライバOPAMP交換可能+サブOPAMP JRC4580×2)
なのですから・・・
お値段も、31,500〜35,000円と、他の外部DAC+ヘッドホンアンプと比べてかなり割安!
ヘッドホンアンプ部もいいです。
この値段なら安い!と思っています。
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AKM AK4395
Digital/Analog Converter (DAC)
AKMの2ch
DACとしてはトップクラスを誇ります。チップ単体で120dBのダイナミックレンジを持ち、24bit/192KHz対応の高音質DACです。Dr.DAC全体では、114dBのダイナミックレンジとなります。
解像度が高いです!Waveterminal 192XのAK4355もよかったですが、さらに上をいっています。
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ヘッドホンドライバ/ラインプリアンプ用のOPAMPをそれぞれ実装 (サブOPAMP以外交換可能)
Dr.DACには、ヘッドホンドライバ用として、バーブラウン(BB)のOPA2134PA、ラインプリアンプとして、JRC5532を搭載しています。
Dr.DACには、ラインプリアンプとして、バーブラウン(BB)のOPA2134PA、ヘッドホンアンプとして、JRC5532DD、ヘッドホンサブアンプとしてJRC4580E2つを搭載しています。
サブアンプのJRC4580E(JRC4580の表面実装、MSOPパッケージ)は、ひとつがアナログ(のみ?)の入力バッファOPAMP、もうひとつがヘッドホンの出力バッファOPAMPとして実装されています。
DACを通ってアナログ変換されたデジタル入力も、Line Inを通ったアナログ入力も、ラインプリアンプを通る仕様です。
どちらも、ソケットタイプの実装で、無保証になりますが、DUALタイプ DIP8PINのOPAMPに交換することができます。
OPAMPによって、音質、音の好みがかなり違いますので、その違いを楽しむ、自分好みの音にすることができます。
下駄のクリアランスを調べるために、いろいろみてたら・・・ヘッドホン周りはDr.HEAD HiFiと同じメイン+サブアンプ構成なんですねぇ・・・びっくり。
で、韓国エゴシスさんのDr.HEAD
HiFiのページをみたら、サブオペアンプは、バッファとして使っているとのこと・・・うむぅ・・・627BPとマッチするか心配・・・
は無用でした・・・逆に、バッファがないとつらかったのかなぁ・・・
さらに調べたところ、2つのバッファOPAMPのうち、1つはラインレシーバということが・・・ゲイン調整も、このOPAMPで行っているようです。(負帰還回路っぽい)
もうひとつが、ヘッドホンOPAMPの出力バッファとなっています。
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2つのヘッドホンを同時に使用可能 (THD-N
0.0008% 16-600ohm Max 300mA)
ヘッドホン端子が2つ装備されています。ボリュームは共通ですが、十分な音量、音質を提供してくれます。
ATH-A900とCD3000を同時差しでも、ボリュームは3割程度でかなり大きいです。2本同時だからといって、負荷になっているようではなく、片方はずしても、音量、音質に変化はありません。
・・・そして、大きい音でも耳が痛くならない!音圧はかなり高いですが、音域のバランスがいいのでしょうね。
ヘッドホン端子2は+50ohmで、1と2で出力が同じというわけではありません。ヘッドホン端子2のほうも、細かい音が聴きやすくなる感じです。
歪み率 0.0008%はすごいです・・・Dr.HEAD HiFiでさえ、0.005%なのに・・・サウンドカードのヘッドホン端子はお話にならんということですかね・・・
ちなみに、ボリュームですが、ATH-A900(32ohm)で、ヘッドホン端子1は8時の位置、ヘッドホン端子2でも9時の位置で十分です。
ホワイトノイズが載り始めるのは、ヘッドホン端子1で2時くらいの位置から、ヘッドホン端子2で3時くらいの位置からでした。
今回、Dr.DACは、オーディオケーブル作成や、エゴシステムズさんの製品などを扱う、Audiotrak
オンラインストアさんより購入しました。
一緒にオーダーしたアナログYケーブルもかなりいいです。・・・量販店の吊のケーブルにはない解像度、音域、そして、コネクタのしっかりした接続性が得られますよ〜・・・これからも、このケーブルに交換していこうと思ってます。
・・・ケーブルの詳細については、ケーブルレビューのページで・・・
11/14追記
本日、Audiotrak
オンラインストアさんに注文したAWS-V21
同軸デジタルケーブルと
Glass Gold 光デジタルケーブルが届きました。
Waveterminal192X SPのCoaxial OutとOptical Outにつないで、Dr.DACにはそれぞれ入れ替えて聴いています。
・・・どちらもかなりよいですね・・・
光のGlass
Goldケーブルは中、高音域の伸び、広がりがとてもよく、全体的に明るめの音、低音域もしっかりでます。音がやわらかいけど、定位はしっかりしていて、解像度は、かなり高くなっています。・・・MAYA44MKIIとの組み合わせで、Waveterminal192X+Victorケーブルよりも上!(無改造、627BP入りDr.DACでも違いがわかります〜)
音楽をゆったり楽しみたい、中、高音域は高めが好き、Dr.DACを映画とかでも使いたい方にはとてもいいと思います。
同軸のAWS-V21(KIMBER V21、ProFi仕様)は、まだエージングが必要ですが、かなり早く硬さが取れてきています。
こちらは、音の色はわざと付けてないようですね。ヴォーカルも正確に聴こえます。解像度はもちろん高く、高音域はクリアです。全域にわたってフラットな音域バランスだと思います。・・・こちらは、エージング次第でGlass
Goldを超えそう・・・音楽をしっかり(?)聴くのにとてもいいと思います。
どちらも、ちかぢか、ケーブルのページに記載するつもりです。・・・主観がはいってしまうので、参考にならないかも・・・しれませんが・・・
現在のところ、ぶりちゃんの場合は、AWS-V21がメイン、Glass
Goldはサブ、持ち運び用と考えていたり・・・(でもガラスファイバの為、持ち運ぶと扱いが大変・・・)
また、いままではヘッドホンOut1でW1000を使っていましたが、今はOut2ですね・・・ボリュームを上げたほうが、こもりが少なく、音も柔らかいです。
01/03追記
今年も、できるだけ更新できるねたを見つけては更新していければなぁと思っています。
改造版のほうがメインになってしまっているため、こちらの更新は難しいのですが、保証範囲内の改造(?)はできるだけこちらに記載していきますね。
改造版で、バッファOPAMPを交換してしまっているので、もう、改造前のDr.DACとは比べ物にならない・・・というか別物になっています。
11月時点で、ヘッドホンOut2がメインといっていますが・・・バッファOPAMP
OPA134PAのエージングも進み、ヘッドホンOut1がメインに戻っています。
PCから同軸で、XBOX360のデジタル出力を光で・・Dr.DAC+W1000でXBOX360ゲームを楽しむのもけっこういいです。
さて、届いた箱を開けてみると、Dr.DAC本体、ACアダプタ、光デジタルケーブル(角型-角型、角-丸変換1個つき)、マニュアル(英語/韓国語)、英語のESIブランドパンフレットが入っています。
Dr.DAC本体は、アルミボディで、140 x 110 X
30(mm)という小さいサイズです。カタログで寸法をみていたのですが、実物をみて、改めて小さいなぁとおもいました。
早速、ぶりちゃんのメインマシンに接続します。今回は、Victorの光デジタルケーブル2mと、Audiotrak オンラインショップさんにオーダーしたアナログY型ケーブル(標準フォーン
- RCAステレオ)で接続します。
Waveterminal192XのOptical Outから、Dr.DACのOptical Inへ、Waveterminal 192XのAnalog 3-4
Outから、Dr.DACのLine Inへそれぞれ接続しました。
まずは、デジタル接続!AK4395
DACを通した音から〜!!(標準状態インプレに記載しています)
11/14追記
2005年11月出荷分よりDr.DACの梱包内容が変更されたようです。
付属の英語マニュアルと一部記載が違っているそうです。(多分、初期のままなのでしょう)
Dr.DACの内部構成を簡易図にしてみました。
Dr.DACに入力された音声がどのような段階を経て、Headphone Out及びLine
Outに出力されるか、付属の英語マニュアルと、韓国EgoSystemsサイトに載っている日本語パンフレットの記載が食い違っていてこんがらかってしまいました。
ある方より、有力な情報を頂きましたので、その情報を元に図にしてみました。
上記のように、Analog、Digital共に、プリのOPA2134PAを通り、Line
Outにはそのままの出力が、HeadphoneにはヘッドホンドライバのJRC5532を通り出力されます。
ぶりちゃんのDr.DACの現在の環境は、Waveterminal
192Xのデジタル出力、アナログ出力をDr.DACにいれていますので、プリのみを交換した際に、どちらも音が変わったので、あれっとおもってましたが、プリということなんですねぇ・・・
YASUのオーディオ倶楽部のYASUさんが、上記のブロック図で正しいことをエゴシステムズさんに確認してくださいました。感謝です。
Dr.DACは、そのままでも高音質ですが、プリアンプ、ヘッドホンドライバのOPAMPを交換して、安価に好みの音質をてに入れられることが醍醐味だと思っています。
ぶりちゃんも、いろいろやってみています。
OPAMP Page1〜5で紹介しています。上部のタブボタンをクリックしてお進みください。
本体にも手を入れ始めるときりがないのですが・・・そちらは改造のページで。
Dr.DACを導入して20日たちました。エージングも大体完了して、OPA627BP Quad 構成で現在のところまとまっています。
Dr.DACは、安価ながら、解像度が高く、音質もよいと思います。また、OPAMP交換が可能なことで、自分の好みの音を見つけ出すことが比較的容易にできます。
一般的なDualタイプのオペアンプであれば、
・・・OPA627BPを4個入れても5万以下という、OPA627搭載のオーディオ機器から比べると激安です。(いくらなんでしょ?)
このお値段で、DAC、プリアンプ、ヘッドホンアンプに使えるので、お徳ではないでしょうか?
PCのヘッドホン出力が足りない方から、PCでもっといい音を聴きたい方、バラオーディオは場所をとって困る方、コストパフォーマンスを取る方、etc
etc...いろいろな方にお勧めできるかと思います。
この20日を振り返ってみると、標準状態から現在の構成まで、いろいろな音を楽しめたと思っています。ほとんど駆け足状態でした・・・
これからも、Dr.DACで毎日、音楽を聴いていると思います。・・・会社にもう一台ほしいよぉ(笑・・・Dr.HEAD HiFiも手かな?
音楽の感じ方は、人それぞれですから、ぶりちゃんと似た様な感じ方の方もいれば、まったく正反対の方もいらっしゃいます。
また、ソースとなる音楽、入力機器、Dr.DACのヘッドホンアウト1,2、ヘッドホン、パワーアンプやスピーカーの組み合わせでいろいろ変わってきます。
文章で表現するのはむずかしく、抽象的な表現で理解しづらいかもしれません。 これらのレビューが参考にならねぇ〜という方、ご容赦くださいませ。
9/11追記
久しぶりに標準状態にもどすと、なかなかよい音域バランスになっていて、驚きました。(詳細は標準状態インプレで)
エージング、元々劣化という意味ですが、重要ですね。
Dr.DACは、エージングを行えば、標準状態でも、かなりよくなります。
購入してすぐにあきらめるのではなく、エージングをしてあげてくださいね。
9/13追記
627BPと2604APの聞き比べ試聴を開いたときにきづいたのですが・・・
ATH-A500クラスでは、違いさえほとんど感じられませんでした・・・A500のエージング不足もありましたが・・・
ヘッドホンもある程度いいもの・・・となってしまいますかね・・・
ぶりちゃんとしては、Dr.DAC
どうでしょう!とお勧めしたいところです。
すでに、標準状態でなくなってしまった・・・ので、こちらはしばらく更新できません・・・
改造版ページにいろいろ記載していきます。
ATH-W1000も改造版のほうで・・・
AD8065ARも無事とどきましたが・・・コンデンサを変えてしまったため、比較はできませんなぁ・・・まあ、AD797よりは好きですよ。
OPA627AUも届き、聴いてみました。・・・やっぱりOPA627ですねぇ・・・Extra3として、OPAMP Page4に載せています。
現状、予定のOPAMPはすべて終了です・・・でも、現状のDr.DACエージング終わったら・・・また1から・・・(あぅ
Brown
Dogのアダプターを日本で取り扱ってくれないかなぁと切望しています。・・・あのピン、低くていいですよ。
また、OPA627BPなどをアダプターに半田付け済みで販売してくれたら、載せてみたいけど、半田付けは自信ないってかたにも買いやすいでしょうね。
モニタースピーカー ESI nEar05
eXperience
Dr.DACのラインアウトをもっと活用してみたいです。nEarの音は聴いたことないですが、試聴できるところもないですし・・・
ぶりちゃんの環境だと、置けてもnEar05クラスなので・・・nEarを知る前は、YAMAHAのMSP3がいいかなぁと思ってたのですが、いまでは、nEar05
eXperienceがいいですね。
ESIの米国のページでnEar04が出ています・・・サイズをみると、場所は解決しそうなサイズでかなりいいかなぁとおもいます。
Dr AMP HiFiか、nEar04か・・・悩みます。
まずは、資金、電源の順に解決しないとなりませんが・・・
Dr.HEAD HiFi/Dr.AMP HiFi
Dr.HEAD
HiFiもじつは、かなり興味あります。仕事ではスピーカーはほとんど使用できませんので。
・・・ただ、素人見ですが、実装部品は、Dr.DACと異なりますねぇ・・・コンデンサなど・・・
また、ヘッドホンジャックも、Dr.DACのNEUTRIKのものと比べると、少々見劣りします。
Line Inの入力バッファ周りも違うみたいですし・・・
Dr.HEAD HiFiですが、友人のFumiさんにお借りしましたので、Fumiさんのレビューとともに、ぶりちゃんのレビューも記載させていただきました。Dr.HEAD
HiFiはこちらからどうぞ。
Dr.AMP HiFiも興味がありますね。いまの5.1ch安アンプの代わりに使いたいなぁ・・・2chでもういいかも・・・(627AUもあるし)
・・・でも改造したDr.DACのプリがいい感じなので・・・プリアンプ部分いらないのよね・・・(滝汗
Dr.AMP
HiFiの基板写真をみると、OPA627BP(Single タイプ DIP OPAMP)は載せられなさそうですね。
627にこだわるのであれば、OPA627AU、SOPタイプのシングルOPAMPと、Brown
Dog SO8-to-DIP Single-to-Dual Op-Amp Adapterの組み合わせならいけそうな気がします。
ちなみに、Dr.HEAD
HiFiでは、OPA627AU+Brown
Dog SO8-to-DIP Single-to-Dual Op-Amp Adapterでいけました。
多分、Dr.AMP HiFiもサイズからして載りそうです。
・・・どれも、まだ先になりそうですが・・・
Dr.DACかなりお勧めです!