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Dr.DAC レビュー ACアダプター編 (2005/11/14 訂正、追記)
Dr.DACのACアダプターは、初期ロットがトランス型ACアダプター、第2ロット(?)から、スイッチングタイプのACアダプターに変更されています。
ACアダプターの種類により、音質が変わってしまうという、不思議な性質もあったりします。
※Dr.DACに、付属のACアダプター以外のものを使用するのは、動作保証範囲外です。同等品はともかく、過電流、過電圧には注意しましょう。
スイッチングACアダプター12V1.0Aの付属は、2005/10月に出荷された一部のDr.DACのようです。ここに訂正し、お詫び致します。
Dr.DAC ACアダプターを選んでみる
ぶりちゃんが、ACアダプターに興味を持ったのは、付属のトランス型のACアダプターの発熱(+本体の発熱)がむごいこと、OPA627BPの制振対策(改造版に記載予定)をしてから、Dr.DACとATH-W1000の組み合わせで、音はかなり澄みきっているが、音のフォーカスが甘い場合がよく感じられるようになったこと。
・・・そして、なによりも、Dr.DACの電圧安定化回路の発熱がひどすぎることです。
で、いろいろウワサされていた、秋月電子通商さんのスイッチング電源タイプのACアダプターに興味を持ちました。
ACアダプターの発熱も少なく、ACアダプター内に電圧を安定させる回路も内蔵ということ、そして、送料を考えなければ、とても安価ということで、部品と一緒に注文・・・12V1.0Aと新しい12V1.2Aを購入してみました。
・・・そんなところに、一部のDr.DACにスイッチングACアダプターが付属していると言うお話・・・どっからみても、秋月電子通商さんで販売している12V1.0Aと同じものですなぁ・・・(爆
トランスタイプ ACアダプター12V
500mA 写真左(Dr.DAC標準付属)
ごく普通のACアダプターですね。大きいトランスを積んでいるため、大きいです。
これは、安定化回路が入っていないので、無負荷時、18V程度の電圧です。
・・・あぶないと思いますが・・・Dr.DAC内の安定化回路を通るので、使用時は、12V 500mAくらいとなります。
音質は、すごく澄んでいるのですが、澄みすぎてフォーカスが甘め・・・
11/14追記・・・この特性って、Fine Goldの特性ですね・・・ACアダプター改造でFine Goldに交換しています。
・・・いろいろエージングしていたので、気づかなかったのかもしれません。
スイッチング ACアダプター12V 1.0A
写真中 (Dr.DAC第2ロット付属2005/10出荷の一部/秋月電子通商製 OEM 650円)・・・どちらも、GO FORWARD ENTERPRISE社製で同じ
スイッチングタイプのACアダプターで、発熱も少なく、サイズもコンパクトで扱いやすいと思います。
安定化回路入りで、電流の流れにかかわらず、12Vで安定しています。
音質は、上記のトランス型に比べると、シャープです。澄んだ感じがあまりないです・・・
ちなみに、DrDAC上の発熱は、あまり変わらないようです(がっくし
スイッチング ACアダプター12V 1.2A
写真右 (秋月電子通商製 OEM 700円)・・・GO FORWARD ENTERPRISE社製
一応、最新型ということです。サイズは、1.0Aとまったく同じ、発熱ももちろん少なく、ほんのり暖かい程度・・・
音質は、1.0Aよりも、少々音がシャープに、音が前に出てくる感じで、ぶりちゃんは気に入っています。
1,0Aもですが、シャープになったことで、トランス型では聴こえなかった音があるようです。まぁ、トランス型だからこそという音もあるので、賛否両論、試せるのであれば、どちらも試してみると良いかと思います。
ぶりちゃんは、とりあえず、トランス型を箱にしまい、スイッチング1.0Aは保管・・・1.2Aをメインに使用しています。
上記の違いは、コンデンサの交換で余計に感じるのかもしれません。
11/14追記・・・やっぱり標準付属もいいなぁ・・・そのうちMUSE
KZに交換して試してみようかと思ってます。・・・1.2Aもですが・・・
電源の極性、ラインを考えてみる
オカルトっぽく言われる場合が多いですが、AC電源の極性、電源ラインにより、ぶりちゃんのDr.DACは、聴いてわかるくらい音質が変わります。
現在、コンセントの蛸足(おぃ)の出口は2つ・・・メインタップからハブ、アンプなどの電源用と、鯖用の電源ラインの空きで比べると、
明らかに、ハブ、アンプのほうの電源ラインのほうが、元気な音です。また、ACアダプタを裏返して挿してみてもまた変わってきて・・・
現在は、極性をあわせた、ハブ、アンプラインにいれていますが・・・これまた問題が・・・
ヴォーカルの息遣いなどすごくよく聴こえるのですが・・・サ行がきつく、高音域が硬いなど聴き辛い感があります。
・・・もしかして・・・スイッチング電源特有の、スイッチングノイズのせい?・・・ということで・・・
スイッチングACアダプターのノイズ対策を考える
スイッチングノイズ、コモンモードノイズ・・・電源ラインのノイズを低減してみたいと思います。
コモンモードノイズフィルターを作るのに、リング型のフェライトコアを使うようですが、近場では手に入らないので、フェライトクランプを・・・探したのですが、見当たらず、大型家電量販店で購入してきました。・・・しかもElecomの販売・・・
とりあえず、ELECOMのNF-02LGという製品(クランプ2個いり)・・・約1000円しましたが・・・部品やさんで購入すると、もっと安いでしょう・・・
Dr.DAC側のコネクターから約60cmのところからフェライトクランプを2個並列にして片側1回、もう片側を2回まいて、クランプを閉じました・・・クランプの中を、ACアダプターのコードが4回通ることになります。
で、Dr.DACで使ってみると、ヴォーカルの息遣いや、定位感などはそのままに、サ行のキツさがとれ、高音域の硬さが少々とれたようです。
どうやら、ノイズのせいだったようですね・・・
スイッチングACアダプターをお持ちの方、ACアダプターを変更した方や、電源ノイズなどを感じる方は試してみても良いかと思います。
11/14追記・・・取り回しが面倒な為、ACアダプター側10cm付近のほうに移動しました・・・1セットだけなら、こちらのほうがいいかもしれません。
あとは、Dr.DAC内部のノイズ対策ですな・・・改造版のほうに書く予定です。