M2-TS-RCA

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PCオーディオレビューでは、ブランド、コントローラーチップ別などで紹介しています。
このページでは、Audiotrak オンラインショップさん でオーダーメイド販売にて購入したオーディオケーブル、
M2-TS-RCAを紹介します。

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Audiotrak オンラインショップ オーダーメイド オーディオケーブル
MY-TRS-RCA2 1m NEUTRIK NP2C-B/Pro-Fi仕様 2chケーブル

 

 

 

 

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Audiotrak オンラインショップさんで、オーダーメイド販売されている、MOGAMI SNAKE-CABLE 2930を使用した2chケーブル、M2-TS-RCAです。

このケーブルは、2chのステレオケーブルですが、ぶりちゃんのミキサー、FOSTEX MN06に接続する為、片方がモノラル標準フォーンプラグ仕様として注文しています。
 

M2-TS-RCA

Dr.DACや、オーディオ機器につなぐのに最適な、モノラルTS標準フォーンプラグ×2と
RCAピンプラグ×2の2chステレオケーブルです。
Audiotrak オンラインショップさんでは、長さ、プラグを指定できますので、

  • 長さ 1m
  • TS標準フォーンプラグ NEUTRIK NP2C/B
  • RCAピンプラグ NEUTRIK ProFi

でオーダーしてみました。

  • ケーブル MOGAMI SNAKE-CABLE 2930

    ケーブルは、MOGAMIのマルチチャンネルケーブル SNAKE-CABLE 2930を使用しています。
    MOGAMIのケーブルは、海外でMITというブランドで販売され、有名です。
    マルチケーブルとは、1本のケーブルの中に、必要なチャンネル分のケーブルが入っていて、複数のチャンネル信号をまとめて伝送できるケーブルです。今回は、ステレオなので、2chのケーブルです。
    ケーブルの太さが約7mmと、普通のケーブルより太いですが、見た目とは裏腹にとてもやわらかいケーブルです。吊しのOFCケーブルよりやわらかいくらいです。
    このケーブルは、バランス伝送(XLR)対応のケーブルで、各チャンネル毎にコールド、ホット、アースの3種の線が入っているのにもかかわらず、1チャンネル3mm弱と、こんなに細くていいの?とおもってしまいます。
    このケーブルの最大伝送距離は、500m越えと、すごいなぁと思ってしまいます。10mクラスのケーブルなど、Liveなどでは使用するのでしょうし、長いケーブルでも確実に伝送できるのは強みだと思います。
     
  • TS標準フォーンプラグ NEUTRIK NP2C/B

    TS標準フォーンプラグは、ドイツのNEUTRIK(ノイトリック)社のNP2C/Bを使用しています。
    NEUTRIKのプラグ、ジャックは、日本ではともかく、海外では有名で、さまざまなオーディオ機器に使用されています。ESIブランドのDr.DACのヘッドホンジャックもNEUTRIKです。

    このプラグは、TRSのNP3C/Bと同仕様で、ボディが金属となっていて、ブラックメッキ仕様です。形は、古臭いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、なかなか渋くてかっこいいです。
    また、プラグのコンタクト部は金メッキです。
    もともと、業務用に使用するプラグですので、一般の成形プラグと違ってボディが金属なので、耐久性は高いです。
    コンタクトの精度が高いためか、抜き挿しもスムーズです。

    ただし、吊るしのケーブルなどで使われているプラグと比べると、オール金属の為、重いです。
    接続がしっかりしているので、端子の振動にはつよいので、重さを差し引いても良いです。

    ちなみに、TSはTip-Sleeveの頭文字で、プラグを上に向けて横から見たとき、絶縁体で分かれているプラグ部の、
    上から、Tip-Sleeve・・・ 信号-Groundとなります。
     
  • RCAピンプラグ NEUTRIK ProFi (NF2C-B/2)

    RCAピンプラグは、NEUTRIKのProFiです。

    このプラグ、RCAピンプラグの弱点を克服したという触れ込みで販売されています。
    RCAピンプラグは、抜き挿しを繰り返すと、周りのリング部がひろがってしまい、接触不良になってしまいます。
    ・・・吊るしケーブルなどに使われている成形プラグですと、周りのリング部のほとんどを樹脂で覆っていますので、一見大丈夫かにみえますが、所詮樹脂のため、広がっていきます。
    このProFiは、挿したときに、周りのリングが、メタルボディの内側に格納されるので、リングが広がりにくいそうです。
    これも業務用途のため、頻繁な抜き挿しに耐えるようになっているんですねぇ・・・
    挿す時は硬めですが、少し入れば、あとはさくっとささります。挿した後のがたつきはなく、しっかりとしていて、お勧めです。
    こちらも、吊るしのケーブルなどで使われているプラグと比べると、オール金属の為、重いです。
    重さよりも、接続性をとりたいので、こちらのプラグを使っています。

    ただ・・・値段が・・・標準と比べて+1,600円と、コストは高くなりますが・・・

上記の構成で、基本料金(1m) 2,900円、NEUTRIK NP2C/B交換料金(2本分) 546円、 NEUTRIK ProFi交換料金 1,600円・・・合計 5,046円となりますが・・・吊るしのケーブル2本分・・・でも、満足です。

もう3週間以上通電して、エージングもばっちりだとおもいます・・・ほんとは、もう1本用意してからレビューと思っていたのですが・・・

MOGAMI-SNAKEケーブルの解像度の高さで、Dr.DAC+OPA627BPの音を十分伝送しています。
このケーブルが明るめの音質をもつので、全体的にやや明るめにはなりますが・・・元々OPA627BPで中、高音域の音が明るめになりますので、ほとんど気にならないです。
OPA627BPの臨場感や、音の柔らかさも含めて伝送してくれて、ぶりちゃんにはとてもうれしいです。
まあ、FOSTEX MN06のヘッドホンドライバがあまりよろしくないのでその分を差し引き済のコメントとしています。

尚、SONYのOFCケーブル(金メッキ仕様の通常グレード)では、Dr.DAC+OPA627BPの音を十分に伝送できなかったことを付け加えておきます。・・・解像度が足りない、音が硬め、微妙なニュアンスがまったくないなど・・・

ひとつ気になった点ですが・・・一般の方が使うには、L/Rがわかりづらいことですね・・・
ProFiは赤と黒で色分けしてありますので、大丈夫ですが、標準フォーンはL/Rともに黒なので、ぱっと見た目ではわかりづらいです。
2930の細いケーブルのほうに番号が振ってあるので、それを確認するのが一番だと思いますが・・・
NEUTRIKには、標準フォーンにあうカラーブッシングが別売りされていますので、それで赤白にできればいいかなと思います。

ぶりちゃんのデジタルアンプ(安物)は、受けがミニフォーンジャック(3.5mm)の為、そちらのケーブルをてにいれれば・・・Dr.DACプリメインアンプ化も近いかな・・・(滝汗

でも、そのうち・・・ミキサー交換、機器レイアウトの組み換えを行うつもりで・・・そしたらまたケーブルが・・・(滝汗

その他、リファレンス用に、RCA−RCAのケーブルと、ミニフォーンプラグ-RCAのケーブルは手元においておきたいかな・・・

おまけ

ぶりちゃんのデジタルアンプ(安物)のアナログ入力端子の種類は・・ぢつは、ケーブルが届くまでわすれていました・・・抜き差しはあまりしないということで、RCAピンプラグを安価なカナレで頼んだケーブルも購入してあります・・・使ってないのですが・・・
まあ、ミニステレオフォーンプラグを購入して自分で付け替えることはできますが、このケーブル、MU2000EXからミキサーにというようにも使えるので、とっておいてます。

同じM2-TS-RCAで、RCAピンプラグがカナレF10の標準仕様となっている点以外は変わらないケーブルです。

  • RCAピンプラグ CANARE F10

    カナレのF10と呼ばれる、RCAピンプラグです。

    一般的な、メタルボディのピンプラグで、コンタクト部は金メッキです。
    金メッキ部のリングは4分割仕様で、接続しやすくなっています。
    ただ、ProFiと違い、頻繁な抜き差しを行うとやはり広がっていくるかな・・・という感じですね。
    広がりにくい構造にはなっていると思います。

    ぶりちゃん的には・・・メタルとはいえ、見た目は安いなと・・・(滝汗