S/PDIFでのデジタル接続では、主にファイバーを使用した光(Optical)ケーブルと、銅線を使用した同軸(Coaxial)ケーブルがありますが、ぶりちゃんは、同軸接続のほうが、音がしっかりしていて好みです。やっぱりDr.DACも同軸接続したいなとおもっていましたので、今回もAudiotrak
オンラインショップさんより購入してみました。
ぶりちゃんが使用しているオーディオカードWaveterminal
192Xには、Optical(光/TOSLINK角形)とCoaxial(同軸/RCA)出力が1つづつ装備されています。スピーカーで使用している安アンプのほうで、同軸を使用していましたが、いい加減に同軸に戻りたいということで、安アンプの接続を捨て、同軸ケーブルを購入することに。
Audiotrak オンラインショップさんでは長さ、プラグの種類を指定できますので、
- 長さ 1m
- RCAピンプラグ NEUTRIK ProFi
でオーダーしてみました。
- KIMBER V21 単線ケーブル
KIMBERという、ハイエンドケーブルメーカーのエントリーレベルのケーブルで、色はレモンイエロー・・・ちょっと派手です。
このケーブル、なんと、単線だそうで・・・なんかTVアンテナなどに使う75ohm同軸ケーブルを思い出します(まあ、CoaxialやVideoも同じ75ohmですが)
単線のせいか、ケーブルはちょっと硬め、しかも、単価が高いようで、1mからでも結構なお値段が・・・
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RCAピンプラグ NEUTRIK ProFi
(NF2C-B/2)
RCAピンプラグは、お気に入りのNEUTRIKのProFiです。
このプラグ、RCAピンプラグの弱点を克服したという触れ込みで販売されています。
RCAピンプラグは、抜き挿しを繰り返すと、周りのリング部がひろがってしまい、接触不良になってしまいます。
・・・吊るしケーブルなどに使われている成形プラグですと、周りのリング部のほとんどを樹脂で覆っていますので、一見大丈夫かにみえますが、所詮樹脂のため、広がっていきます。
このProFiは、挿したときに、周りのリングが、メタルボディの内側に格納されるので、リングが広がりにくいそうです。
これも業務用途のため、頻繁な抜き挿しに耐えるようになっているんですねぇ・・・
挿す時は硬めですが、少し入れば、あとはさくっとささります。挿した後のがたつきはなく、しっかりとしていて、お勧めです。
こちらも、吊るしのケーブルなどで使われているプラグと比べると、オール金属の為、重いです。
重さよりも、接続性をとりたいので、こちらのプラグを使っています。
ただ・・・値段が・・・標準と比べて+1,600円と、コストは高くなりますが・・・
でも、カナレのプラグはともかく、NEUTRIKのOEMのものはコストパフォーマンスがよさそうですね。
上記の構成で、基本料金(30cm) 2,900円、1m料金 1,750円 NEUTRIK ProFi交換料金 1,600円・・・合計 6,800円となります。
これは結構いい値段かなと思います・・・まあ、ProFiを使わなければ、ArtLinkなんかとあまりかわらないお値段ですね。
数週間のエージング期間をおきました。まず、このケーブルの良いところのひとつは、全域よくでているのに、音の音程が正確に聞こえることですね。Dioptecの光ケーブルだと、高音域の抜けと伸び、広がりが高い為かそちらに引っ張られ気味なのですが、その点こちらは女性ヴォーカルの声などが正確に聴こえます。
解像度はGlass
Goldと同様の高さ、同軸らしく、しっかりした音、でも音が硬いわけではないのです。
Glass Goldのようなやわらかい音の中に、芯があるというのでしょうか・・・ちょっと表現に困ります。
Glass
Goldと違い、高音域の抜け、広がりがあまりない分、高音域が出てないかなとおもってたのですが、そんなことはぜんぜんなく、しっかりでてますね。
上のほうの広がりの空気感が少なめで、低音域もしっかりとでているので、つい、高音域が少ないような錯覚に陥ります。
高音域もしっかりでていて、しかも中音域のヴォーカルが引っ込まず、しっかり前に出てきているのがとても評価できます。
ぶりちゃんは結構モニター聞きなところもあるので、Glass
Goldよりも、こちらのケーブルが好みです。
音楽をしっかり聴きたいときはKIMBER-V21、映画などを含む音楽をまったり聴きたいときはGlass Goldと使い分けています。
もちろん、吊るしのCoaxialデジタルケーブルは比較にならないくらい良いケーブルです。
また、audio-technicaのArtLink Coaxialデジタルケーブルを以前使用していました。(ケーブルにアース線付で結構めんどう)
アースを繋がないとノイズが結構ありましたが、KIMBER-V21はそんな必要はないですし、解像度も高く、音も柔らかいことで断然KIMBER-V21に軍配があがるかな・・・
ぶりちゃんのDr.DACには、最大5本のProFiがつながるので、見分けが結構大変かな・・・まあ、このケーブルが黄色なのでわかりやすいですが、ProFiに付け替え可能なオレンジのゴムリングが欲しいところです。(贅沢
このケーブルもGlass
Gold同様、かなりお勧めですね。値段は高いですが、値段以上の音を提供してくれるかと思いますよ。