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今回のお題
やっぱり、地元の車両ということで、福島交通の3304(旧東急3304)を作ってみることにします。
で、この車両、東急旧3304ということで、Green Max(GM)の東急旧3000系のキットでそのままいけるかな・・・と思っておりました・・・が、よくみると、昇降扉がちがう・・ということで、使えそうなキットをカタログ(Green
Max Vol.13)より物色したところ、旧国クモハ11-400がそのまんまということで・・・
用意したもの
を用意して製作にのぞみます。
- 組み立てその1
これがキット状態・・・
とりあえず、作ってみないと始まらないということで・・・
まず、前面の改造から・・・さすがにこのキットのなかに合う前面はないので、伊豆箱根モハ153の前面を使用しました。サッシの表現はあきらめます。とりあえず見えればいいかと・・・(工作力なし
Hゴムを削って、窓をデザインナイフで少々拡大、角ばらせ、現物あわせのさんをつけました。また、不必要な配管などを削り取ります。もちろん屋根もね・・・
屋根には、パンタグラフをつける位置に1.2mmのドリルで穴を開けておきます。また、ベンチレーターの位置にも穴を開けておきます。
車体の組み立ては、基本を忠実に、L字に組んで、箱型にして、内側から流し込みプラ接着剤や舜接で補強した後、屋根をくみました。
ここで、流し込みプラ接着剤などで隙間を埋めて、バランスを見てみます。なんか、違うところがある・・・ということで、前面のバンパー部分をきりとって平面にしました。
でも、まだ違和感が・・・前後の屋根との境目にアールがあることでした。(実車は平面角ばり)
ということで、大胆にも、前後の屋根トイを削り取り、やすりで加工ののち、1mmのICテープでといを追加してみました。
- 下地づくりと調整
下地作りのために、GSIクレオス
ベースホワイト1000で塗装します。こいつは、サーフェイサーの役目もしますので、乾いたあと、隙間や削り残しを確認します。隙間を埋め、削り残しをきれいにして、またベースホワイトを塗ります。手を抜くと、塗装にも影響しますんで、根気よくやります。
- 塗装!!
さて、塗装にはいります。塗装のセオリーは、明るい色からですが、今回は、マスキングの容易さをとって、赤2号から塗ります。
ここで登場するのが、エアブラシです。細かいところまで塗れ、塗幕もきれいです。
ぶりちゃんの使用しているエアブラシは、田宮の安いやつですが、コンプレッサーは、GSIクレオスのリニアコンプレッサーL5とレギュレーターを使用しています。このリニアコンプレッサーのおかげで、夜中も使用できるのでうれしいです。(作動音が静か!)
塗装は、GM鉄道カラーを使用します。こいつは、ラッカー系で、OEM元がGSIクレオスということもあり、GSIクレオスのMr.カラー用の薄め液を使用します。もちろん、エアブラシ用のレベリング薄め液で塗料を薄めます。
エアブラシで塗装する場合は、塗料をかなりうすめます。塗料がぽたぽたと玉になって落ちるくらいまで薄めています。
GM鉄道カラーNo.1 赤2号を全体に塗装します。この色は隠ぺい力(下地の透け具合)がないので、下地は重要です。
屋根の部分は間違って最初に塗装してしまっています。そこに、赤2号が塗られています。車体表面と屋根を見比べると、明らかに、屋根は下地が透けて、黒っぽくなってしまっています。
下地には注意しましょう。
つぎに、クリームを塗るために、マスキングをします。実車の写真を参考にしてマスキングしていきます。マスキング次第で塗装がかわってきますので、念入りにマスキングしましょう。
で、クリーム色の塗装です。GM鉄道カラーNo.4
国鉄クリーム4号を使用して塗装しました。マスキングをはがして、確認します。ドア周りで一部クリームが回ってしまっているところがあるので、そこは赤2号を面相筆でタッチアップします。
屋根を残してマスキングして、GM鉄道カラーNo.35ダークグレーで塗装します。
- 組み立てその2
床は、説明書どおりに組み立て、GSIクレオスMr.カラーNo.33つや消しブラックで塗装後、床下機器は、GM鉄道カラーNo.9
国鉄ねずみ色1号で塗装しました。
ちなみに、床下機器は、実車と合っていないです。
とりあえず、車体と床を接着せずに組んでみます。大体の感じがつかめます。
とりあえず、屋根のライトなどを塗装します。ライトは、つや消しブラックと、GSIクレオス アMr.メタルカラーNo.211
クロームシルバーを使用しました。
またガーランドベンチレーターを国鉄ねずみ色1号で塗装した後、下穴を開けたところに接着・・・屋根の裏から下穴に流し込み接着剤を流して補強します。
パンタグラフも接着です。