VIA Technologies (IC-Ensembles) Envyシリーズ
AC’97コーデックの普及は、PCのサウンドの底上げにはとてもよかったのですが、現在のDVD音質までいかず、コンシューマDAT品質でした。まあ、’97年の規格ですからねぇ・・・
もともとEnvyシリーズは、IC
Ensemble社がリリースしていたPro向けオーディオコーデックチップだったのですが、VIAが買収したために、VIAブランドで発売されています・・・ぶりちゃんはVIAで痛い思いを散々していますが、元のメーカーの人間がつくっているので、愛用中です。
Sound BlasterでAudigyが出始め、一般に比較的高音質なサウンドを手に入れられるようになり、AC'97コーデックのスペックではすでに時代遅れとなっていました。しかし、安価に製造できることから、メインチップとして多数のM/Bメーカーがオンボードとして搭載していました。
そこに歯止めを掛けるためか、量子数24bit、サンプリングレート192KHz対応のEnvy24HTシリーズを投入してきました。
最新のEnvy 24シリーズは、2002年末に発表されたチップですが、6千円くらいで購入可能なサウンドカードが各社から発売されており、安価でそこそこいい音質が手に入ると思われます。