サウンドカードとオーディオカード サウンドカードとオーディオカードの違いってなんだ・・・といわれると難しいのですが、いろいろ解釈はあります・・・
ぶりちゃんは、一般の量子数16bit、サンプリングレート48KHzの通常数千円で売られていて、Hi-Fi化の行われていないもの(ADC、DACの統合
・・・つまりコストダウンのための犠牲)、そして、低音質のサウンドをそれなりに奏でる(味付けしている)かつ、基本的な入出力端子がdBの稼げないミニピンジャックのもの・・・まだいろいろありますが・・・をサウンドカードと思っております。
で、サウンドカードの一番のネックは、品質の悪い強制リサンプリング、レイテンシの多さですかね・・・CDは44.1KHzですが、出力時には、強制的に48KHzにリサンプリングされます
(AC'97コーデック)。・・・ここで、結構ロスするんです・・・
音の発生を指示してから、実際に発音するまでの遅延時間(レイテンシ)の多さもネックですね・・・エフェクトのかかりにも影響します・・・ソフトシンセサイザーの再生遅延などもこれが原因です。
一方、オーディオカードは、ADC、DACなどを別体化し、入出力端子も標準ジャック、バランス伝送などを使用してプロ用オーディオ機器との接続を考え、dB(対ノイズ比)を高くし、現在のプロ音楽製作環境に対応
できる量子数24bit、サンプリングレート96KHz対応など・・・いろいろ高音質、かつ、ピュアな音を
遅延を極力廃してで入出力できるカードと思っております。
もちろん、リサンプリングなし・・・その代わり、サンプリングレートの選択、レイテンシの指定などをユーザーが行うので、一般使用にはとても面倒です。
このごろの、Sound Blaster Audigyシリーズは、高音質化していますが、試聴してみると、どうしても”作られた音”という感じがしてなりません。
最近、ジャンク扱いのSound Blaster Live PCIを買ってみました。・・・840円・・・試聴したところ、作られた高音、低音、そしてすかすかの中音と・・・ロックのみ・・・という方にはいいかもしれませんね・・・以来、カードは埋もれています。
その点、YAMAHAのチップはピュアなサウンド寄りだったと思います。