ポータブルプレイヤー2台目です。
gigabeatで事足りるはずなのに、なぜに?といいますと・・・
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音がよいらしい
gigabeatも音がよいのですが、COWON D2はアンプの出力も高く音がよいという噂をきいていました。
ポータブルプレイヤーで音にこだわるのもどうかとは思いますが、やっぱり良い音のほうがいいですよね?
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対応フォーマットが多い
結構、いろいろなフォーマットを使う機会が増えてきたので、WMA/MP3だけでなく、FLACやMonkey
Audioにも対応してるのがうれしいですね。
でも・・・WMA Lossless対応ってやっぱり少ないですね。
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動画再生、Flash対応
2G,4Gのシリコンメディアプレイヤーですが、2.5タッチパネル液晶により、動画再生も対応しています。
なんと、Flashも動作しますです!
本国ではデジタルTVも再生できるそうで・・・うらやましいですね。
日本でもせめてワンセグ対応したら、最強のプレイヤーといえそうです。
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タッチパネル操作
スタイラスペンによるタブレットPCみたいな操作でPMPを操るというのにとても興味をひかれました。
そして、手書きもできるということで外出先のメモ代わりにもなる・・・かなぁ。
対応オーディオフォーマットは、MP3/WMA/OggVorbis/FLAC/MonkeyAudio/WAVEとなっています。
ビデオフォーマットは、MP4/WMVです。
他、FMラジオ、JPEG、テキストビューアや、Flashなど、多機能ですね。
内蔵メモリは2GBですが、SD/MMCカードスロットを搭載し、2GまでのSDカードを追加できます。
エフェクトも豊富ですね。
内蔵バッテリーは、専用ACアダプターまたはUSBによる充電が可能です。
音楽再生は最大52時間・・・もちますねぇ。
大きさは、メモリプレイヤーということで、小さめですね。液晶よりも少し大きい程度・・・
gigabeatが大きく感じてしまいます。
おしゃれな箱の中には・・・
マニュアルはCD-ROM内部なので、インストールが必要です。
とりあえず、バッテリー充電するために、ACアダプターを接続して充電・・・
接続したとたん、液晶にCharging表示・・・Charging中は何もできないんですねぇ。
USB接続時も基本的に本体の操作は受け付けず、充電及び、データ転送のみ・・・
3.5時間(USB接続時は約7時間)の充電後、ACアダプターを取り外して、電源を入れてみると、ロゴが表示されたあとに、アイコンでメニューが表示されます。
スタイラスペンで選択していく感じですね。
メニューはわかりやすいほうだと思います。ペンで操作する感覚がなんか新鮮です。
曲の再生中は、プログレスバーが表示されますが、プログレスバーを直接ポイントすることで、聴きたいところから再生できるのはとても便利です。
ぶりちゃんは、WMP11で音楽を管理していますので、とりあえず、WMP11を起動してから、USBケーブルでD2を接続・・・ドライバいらずですんなり認識されました。
WMP11から何曲か見つくろって、WMA Losslessの曲を転送してみると、変換しながら転送していました。
WMA320kbpsに変換するようですね。
D2はUSBメモリとしても認識するので、MUSICフォルダにLosslessファイルを直接コピーもしてみましたが、この曲はスキップされ、再生できず・・・ああ、WMA
Losslessも対応してほしいなぁ。
また、Sound Player Lilith 0.992ベータで、WMA
LosslessをFlacに変換して、とりあえず、エクスプローラでコピー、MUSICフォルダに放り込んで、無事再生できました。
ぶりちゃんのように、WMPを使っていると、フォルダ階層で管理しますが、1フォルダに全曲入れるほうと好みが分かれるので、どちらも使えるのはうれしいですね。
JetAudioや動画については、動画再生の項目で。
使い勝手としては、ペンでの操作に慣れるまで少々違和感がありますが、なれるとテンポよく操作できます。
実際のところ、指でも操作できますよー。
ACアダプター/USB接続で無条件にチャージ中になってしまい、操作を受け付けなくなるのはちょっと残念です。
車の中とかだと、チャージしながら再生とかしたくなりますし・・・といっても、ACアダプターも専用端子なのでどうしようもないですが。
スタイラスペンは三角形の形をしていて、本体に挿すと、スタンド代わりにもなります。
便利ですが、持ち運び時には、取りつけておくと邪魔になってしまうので、通常のスティックペン内蔵のほうが好みかなぁとおもいます。
イコライザは5バンドです。gigabeatSと違い、自由に変更できますね。
ぶりちゃんの場合、イコライザも各種エフェクトも使わないほうが好みですが、いろいろ音が変わりますので、試してみるといいかとおもいます。
ポータブルプレイヤーとは思えない高音質、フラッシュメディアプレイヤーながら、動画再生、Flash
Player、画像表示や、メモパッド機能、FMラジオにライン録音機能など、多機能で、価格も2~3万円程度で割安かと思います。
また、足りないメモリはSDメモリーカードで補うことができて、FLACなどのLOSSLESSコーデックファイルをたくさん持ち歩くこともできますね。
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フラットな音域、高音質、74mWの出力で、密閉型ヘッドフォンなども鳴らせるパワー
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必要に応じてエフェクト、EQも使用可能だが、なくても十分によい音を出してくれる点
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最大52時間の音楽再生、バッテリーが長持ち
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状況によりけりではあるが、タッチパネルによる直感的な操作、付属のスタイラスペンでも、指でも操作可能な点
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動画、Flash再生その他の多機能性
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Firmwareアップデートの提供による拡張、操作、性能の向上
なによりも、ベンダーであるCOWONのアップデートによる機能拡張の意思、提示があること
(アップデート対応、機能拡張対応と謳って、全然提供しないところもありますからね)
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WMA Losslessにも対応してほしい
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Flash Playerの互換性の向上
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メモパッドのUNDO機能の追加
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ハードウェアボタンで、VRとは別にFF,REVをつけてほしい(メニュー設定で、VRまたはFF,REVと選択は可能)
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韓国でのデジタルTV視聴対応のように、日本版ではワンセグ視聴対応を実現してほしい
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韓国での辞書対応のように、日本でも日本語、英語辞書の対応を実現してほしい
上記のような感ですが、なんだかんだいって、多機能、高性能で、お得なプレイヤーだと思います。
ポータブルプレイヤーは、ポータブル音楽再生だけでなく、携帯端末と化していく感がありますが、COWON D2はまさに携帯端末ですね。
iPod Touchなどもそうでしょうし、携帯端末になっていくとしても、
時代は、アナログからデジタルに変わりましたが・・・ウォークマンの初志を忘れないでほしいと思っています。
その点では、COWON D2は多機能ながらも、持ち運んで、かつ高音質、長時間の音楽再生という、とても素晴らしいポータブルプレイヤーだとおもいますよ〜。
数日中に、JetEffectについて記載したいと思います。