COWON D2

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COWON D2
gigabeat S30

 

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カードレビューでは、ブランド、コントローラーチップ別などで紹介しています。
このページでは、ぶりちゃんにしては珍しく、PCと連携するポータブルオーディオプレイヤーを紹介します。

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ポータブルメディアプレイヤー
COWON D2 2GB

 

 

 

 

コメントオーディオ動画再生Flash/その他

COWON D2 コメント (2007/9/22 COWON D2どうよ 追加)

 ポータブルプレイヤー2台目です。
 gigabeatで事足りるはずなのに、なぜに?といいますと・・・

  •  音がよいらしい

     
    gigabeatも音がよいのですが、COWON D2はアンプの出力も高く音がよいという噂をきいていました。
     ポータブルプレイヤーで音にこだわるのもどうかとは思いますが、やっぱり良い音のほうがいいですよね?

  •  対応フォーマットが多い

     
    結構、いろいろなフォーマットを使う機会が増えてきたので、WMA/MP3だけでなく、FLACやMonkey Audioにも対応してるのがうれしいですね。
     でも・・・WMA Lossless対応ってやっぱり少ないですね。

  •  動画再生、Flash対応

     2G,4Gのシリコンメディアプレイヤーですが、2.5タッチパネル液晶により、動画再生も対応しています。
     なんと、Flashも動作しますです!

     本国ではデジタルTVも再生できるそうで・・・うらやましいですね。
     日本でもせめてワンセグ対応したら、最強のプレイヤーといえそうです。

  •  タッチパネル操作

     スタイラスペンによるタブレットPCみたいな操作でPMPを操るというのにとても興味をひかれました。
     そして、手書きもできるということで外出先のメモ代わりにもなる・・・かなぁ。

COWON D2

 対応オーディオフォーマットは、MP3/WMA/OggVorbis/FLAC/MonkeyAudio/WAVEとなっています。
 ビデオフォーマットは、MP4/WMVです。
 他、FMラジオ、JPEG、テキストビューアや、Flashなど、多機能ですね。 
 内蔵メモリは2GBですが、SD/MMCカードスロットを搭載し、2GまでのSDカードを追加できます。
 エフェクトも豊富ですね。

 内蔵バッテリーは、専用ACアダプターまたはUSBによる充電が可能です。
 音楽再生は最大52時間・・・もちますねぇ。

 大きさは、メモリプレイヤーということで、小さめですね。液晶よりも少し大きい程度・・・
 gigabeatが大きく感じてしまいます。

付属品

 おしゃれな箱の中には・・・

  • COWON D2本体

  • USB接続ケーブル(USB Aプラグ − USB ミニBプラグ)

  • ACアダプタ及び電源ケーブル

  • 純正インナーイヤホン

  • スタイラスペン

  • CD-ROM(説明書、JetAudioなど)

 マニュアルはCD-ROM内部なので、インストールが必要です。

COWON D2の使い勝手

 とりあえず、バッテリー充電するために、ACアダプターを接続して充電・・・
 接続したとたん、液晶にCharging表示・・・Charging中は何もできないんですねぇ。

 USB接続時も基本的に本体の操作は受け付けず、充電及び、データ転送のみ・・・

 3.5時間(USB接続時は約7時間)の充電後、ACアダプターを取り外して、電源を入れてみると、ロゴが表示されたあとに、アイコンでメニューが表示されます。
 スタイラスペンで選択していく感じですね。
 メニューはわかりやすいほうだと思います。ペンで操作する感覚がなんか新鮮です。
 曲の再生中は、プログレスバーが表示されますが、プログレスバーを直接ポイントすることで、聴きたいところから再生できるのはとても便利です。

 ぶりちゃんは、WMP11で音楽を管理していますので、とりあえず、WMP11を起動してから、USBケーブルでD2を接続・・・ドライバいらずですんなり認識されました。
 WMP11から何曲か見つくろって、WMA Losslessの曲を転送してみると、変換しながら転送していました。
 WMA320kbpsに変換するようですね。
 D2はUSBメモリとしても認識するので、MUSICフォルダにLosslessファイルを直接コピーもしてみましたが、この曲はスキップされ、再生できず・・・ああ、WMA Losslessも対応してほしいなぁ。

 また、Sound Player Lilith 0.992ベータで、WMA LosslessをFlacに変換して、とりあえず、エクスプローラでコピー、MUSICフォルダに放り込んで、無事再生できました。
 ぶりちゃんのように、WMPを使っていると、フォルダ階層で管理しますが、1フォルダに全曲入れるほうと好みが分かれるので、どちらも使えるのはうれしいですね。

 JetAudioや動画については、動画再生の項目で。

 使い勝手としては、ペンでの操作に慣れるまで少々違和感がありますが、なれるとテンポよく操作できます。
 実際のところ、指でも操作できますよー。
 ACアダプター/USB接続で無条件にチャージ中になってしまい、操作を受け付けなくなるのはちょっと残念です。
 車の中とかだと、チャージしながら再生とかしたくなりますし・・・といっても、ACアダプターも専用端子なのでどうしようもないですが。

 スタイラスペンは三角形の形をしていて、本体に挿すと、スタンド代わりにもなります。
 便利ですが、持ち運び時には、取りつけておくと邪魔になってしまうので、通常のスティックペン内蔵のほうが好みかなぁとおもいます。

 イコライザは5バンドです。gigabeatSと違い、自由に変更できますね。
 ぶりちゃんの場合、イコライザも各種エフェクトも使わないほうが好みですが、いろいろ音が変わりますので、試してみるといいかとおもいます。

COWON D2 どうよ

 ポータブルプレイヤーとは思えない高音質、フラッシュメディアプレイヤーながら、動画再生、Flash Player、画像表示や、メモパッド機能、FMラジオにライン録音機能など、多機能で、価格も2~3万円程度で割安かと思います。
 また、足りないメモリはSDメモリーカードで補うことができて、FLACなどのLOSSLESSコーデックファイルをたくさん持ち歩くこともできますね。

良い点

  •  フラットな音域、高音質、74mWの出力で、密閉型ヘッドフォンなども鳴らせるパワー

  •  必要に応じてエフェクト、EQも使用可能だが、なくても十分によい音を出してくれる点

  •  最大52時間の音楽再生、バッテリーが長持ち

  •  状況によりけりではあるが、タッチパネルによる直感的な操作、付属のスタイラスペンでも、指でも操作可能な点

  •  動画、Flash再生その他の多機能性

  •  Firmwareアップデートの提供による拡張、操作、性能の向上
     なによりも、ベンダーであるCOWONのアップデートによる機能拡張の意思、提示があること
     (アップデート対応、機能拡張対応と謳って、全然提供しないところもありますからね)

悪い・・・ではなく、改善できればいいな、そのうち改善されるであろうと思う点

  •  WMA Losslessにも対応してほしい

  •  Flash Playerの互換性の向上

  •  メモパッドのUNDO機能の追加

  •  ハードウェアボタンで、VRとは別にFF,REVをつけてほしい(メニュー設定で、VRまたはFF,REVと選択は可能)

  •  韓国でのデジタルTV視聴対応のように、日本版ではワンセグ視聴対応を実現してほしい

  •  韓国での辞書対応のように、日本でも日本語、英語辞書の対応を実現してほしい

 上記のような感ですが、なんだかんだいって、多機能、高性能で、お得なプレイヤーだと思います。
ポータブルプレイヤーは、ポータブル音楽再生だけでなく、携帯端末と化していく感がありますが、COWON D2はまさに携帯端末ですね。
iPod Touchなどもそうでしょうし、携帯端末になっていくとしても、

 ポータブルプレイヤー本来の、”持ち運んで、いろんなところで音楽再生”

 時代は、アナログからデジタルに変わりましたが・・・ウォークマンの初志を忘れないでほしいと思っています。
 その点では、COWON D2は多機能ながらも、持ち運んで、かつ高音質、長時間の音楽再生という、とても素晴らしいポータブルプレイヤーだとおもいますよ〜。

COWON D2次は

 数日中に、JetEffectについて記載したいと思います。