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Juli@ Natural 設定など (2007/09/09)

 ぶりちゃんが現在メインに使っているオーディオインタフェース Juli@ Natural、
 Waveterminalなど、EgoSystemsさんのカードや、音楽制作向けオーディオインターフェースを使っていると、少しやってみると理解できるのですが、オンボードサウンドや、他のサウンドカードから乗り換えた際、設定で悩むことがあります。
 ここでは、そんな方の手助けができるようにと、記載しています。

 尚、ここの記載は、ぶりちゃん自身のマニュアルの理解および、使ってみての経験に基づき記載しています。
 もしかすると、解釈が異なっている可能性もありますのでご注意ください。
 また、Windows XP、Juli@のドライバは1.21を前提としております。

Juli@のサウンドデバイス

 Windows XPのコントロールパネル-サウンドの再生および録音デバイスで、Windowsがサウンドの入出力に使用するデバイスを指定するのですが、オンボードサウンドなどは、一つのサウンドデバイスしか登録されず、ふつうは気にしないです。
 Juli@は、音楽制作向けのカードなので、音楽制作の利便性を考慮して、3つのサウンドデバイスが登録されます。

 通常のサウンドカードであれば、無条件でアナログとデジタル同時出力されたりしますが、
 Juli@の場合は、どちらかを選択する必要があります。
 アナログ出力で使うのであれば、CH1234またはCH12を、デジタル出力でつかうのであれば、CH34を選択します。

 DVDを再生する際に、5.1chのものはデジタルで接続したアンプで5.1ch再生をしたいけど、普通の音楽は、アナログで出力してパワードスピーカーで聴きたいという使い方をする方は結構いるのではないでしょうか。
 一般のサウンドカードだと難なくできたものが、Juli@だとアナログでしか再生できない(CH1234またはCH12で設定)とか、デジタルでしか再生できない(CH34で設定)ということになってしまいます。
 Juli@でもアナログ/デジタル同時出力を行うことは可能ですのでご安心ください。

アナログとデジタル、同じものを出力するには?

 アナログ/デジタル同時出力を行うには、Juli@のデジタルミキサー/モニター機能を使用することで行うことができます。
 デジタルミキサー/モニターについては、別途記述しますので、設定方法だけをここでは記載します。

 これで、アナログおよびデジタルで同時に出力することができます。

デジタルミキサー/モニター

 Juli@には、デジタルミキサーおよび、モニター機能があります。
 モニター機能を使用することで、アナログ入力、デジタル入力、デジタル出力の内容をそのまま、アナログ出力でモニタリングすることができます。
 モニタ機能を使用するには、Juli@コントロールパネル上で、モニタリングしたい入力または出力のMONボタンを点灯状態(ON:赤色)にします。MONボタンをクリックすることで、ON/OFFを切り替えることができます。
 これでおわかりかと思いますが、アナログとデジタル同時出力の実現は、実際にはデジタル出力をモニタリングしているわけなんです。

 デジタルミキサーは、このモニター機能を使用しています。つまり、アナログ入力、デジタル入力、デジタル出力をミキシングして、アナログで出力することになります。
 MONボタンをONにすると、対象のスペアナの左右にフェーダーが表示されます。このフェーダーがミキシング用のボリュームとなります。
 フェーダーをマウスでドラッグ、またはクリックで選択の後、マウスホイールの上下で調整することができます。
 Juli@コントロールパネルをミキシングコンソールに見立てて使用することができます。

 アナログ入力は、ADCでデジタルに変換したデータがミキサー/モニターに入力されます。
 Juli@は8チャネルのDACを使用していて、アナログ出力用の2チャネルと、アナログ入力モニタ用、デジタル入力モニタ用、デジタル出力モニタ用にそれぞれ2チャネルづつ割り当てて最終的にアナログで出力されるようです。
 ミキシングおよびモニタリングはカード上でデジタルデータを処理しています。

Juli@でなやむところ

 Juli@で一番悩みそうな、アナログ/デジタルの同時出力についてはすでに記載しましたが、その他もいろいろあるかと思います。
 ここではFAQ形式で記載しています。