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Prodigy 7.1 XT OPAMPの交換 (2006/10/09)

 さて、OPAMPの交換です。

 コメントでも説明していますが、改めて。

 Prodigy 7.1XTは

 Fr出力のプリ(ライン)アンプとなっているOPAMPを交換することで、多様な特性を出すことができる。
 ヘッドホン出力のOPAMPを交換することで、ヘッドホンをドライブさせる部分の特性を変更することができる。

 ということになります。

 特性は、OPAMPによって決まりますが、アナログ関連は難しいもので、回路の設計やノイズ対策の有無や手法、電源供給ラインや電圧仕様、もちろん、出力されるヘッドホンやアンプ、ラインケーブルやソースとなる音楽の形態(圧縮オーディオやCD再生など)によっていろいろ変わってくることをあらかじめご承知おきください。

 どのOPAMPでも必ず動作するわけではありません。
 また、間違ったOPAMPや取付方法はProdigy7.1XTやPCを破損する場合があります。
 ※OPAMPの交換をしても、EgoSystemsさんの 製品保証はOKのようですが・・・基板などを傷つけたりしてしまったら、製品保証対象外となります。
  また、OPAMPの交換を行った場合、EgoSystemsさんで動作保証はしてくれません・・・
   当たり前のことですが、以下記載の内容を行う場合は、自己責任でお願いしますね。

使用可能なOPAMP

 Prodigy 7.1XTに使用可能なOPAMPは動作電圧が+-5〜+-9V、DUALタイプ(2回路入り)のOPAMPで、パッケージはDIP8ピンと呼ばれるチップになります。
 標準搭載されているOPA2134PAJRC5532、OPAMP交換 BB編で取り上げているOPA62604APなどがこれにあたります。
 表面実装用のSOP8ピンやSSOP/MSOP8ピンと呼ばれるチップは、そのままでは使用できません。
 尚、OPA134OPA604OPA627OPA637AD797AD8065AD8610は基本的にSINGLEタイプ(1回路入り)です。
 形状は同じDIP/SOP8ピンですが、ピンの配置がまったく違いますので、そのまま挿してしまうと、OPAMPの破損あるいはProdigy7.1XTの破損につながります。
 SINGLEタイプのものを使用する際には、2回路分を確保する為にOPAMPを2個用意し、DUALタイプのピン配置に変換する必要があります。
 変換にはBrown Dogのアダプターや、ICソケットを利用する手がありますが、半田付けを伴う作業なので、敷居が高いと感じるかもしれません。
 幸い、オークションなどで、変換済みOPAMPが販売されていたりする御時世ですので、変換済みのものを入手は可能です。(それなりにコストはかかりますが)

 変換アダプタについては、Dr.DACのページに記載していますのでそちらを参照してください。

 OPAMPの動作電圧については、データシートがOPAMPメーカーのHPにありますのでそちらで確認します。
 これも、データシートに記載されていますが、Unity Gainと記載されているものを使用するのが無難と思われます。
 AD797やOPA637は非Unity Gainで、一定のゲインをかけないと正常動作しません。このようなOPAMPも存在しますのでご注意くださいね。

交換の仕方

 まずProdigy7.1XTをPCから取り外して作業しやすい台におきます。この際、静電気に注意してください。

 OPAMPのピンにはできるだけ直接手を触れないようにします。また、ピンは綺麗にしておきましょう。
 OPA627などの高級OPAMPになるほど、この手の接触不良には敏感になります。
 パーツクリーナーなどでピンの部分を脱脂する、SETTEN No.1などの接点改質剤を使うのも手です。

 OPAMPの交換ですが、基本的に、ソケットのくぼみと、OPAMPのマーク(キリ欠きになっていたり、パッケージ上部に丸いくぼみがついてたりします)をあわせて交換ということになりますが、慣れていないと敷居が高いと感じる方も多いようです。
 ※ここではピン配置については詳しく記載しませんが、OPAMPのデータシートなどに記載されていますので、交換したいOPAMPのデータシートを、Web上から入手して、目を通しておくことをお勧めします。 

 DIP8ピン用のエキスパンダーと呼ばれる部品取り外し工具は存在しますが、入手経路が限られ、かつ高価なので、ここでは、精密ドライバーのマイナスを使用したはずし方を記載します。

 といっても、たいそうなことではなく、OPAMPとソケットの間にマイナスドライバーを差し込み、てこの要領で持ち上げます。
 この際、一気に持ち上げようとしないで、OPAMPが水平になるよう、両側から少しづつ持ち上げていくことがポイントです。

 OPAMPの足は簡単に曲がってしまうので、気をつけてくださいね。

 これくらいまで持ち上がったら、真上にそっと引き抜いて取り外します。

 取り外したら、静電気に注意して保管しておきます。購入した交換用OPAMPのスポンジに挿しておく、またはケースに保存が安全でしょう。

 交換するOPAMPをOPAMPの向きに注意して水平に差し込みます。購入したてのOPAMPはピンが外側に広がっているので気をつけてソケットに差し込んでください。

 差し込んだ後、もう一度、ソケットの切り欠きとOPAMPのマークの位置が合っているか確認します。

 間違えて電源を入れるとOPAMPやProdigy7.1XTが壊れてしまいますので、念をいれて確認してください。

 PCに戻して完了です。ドライバなどをいじる必要はありません。