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TA2020SPキット キット部分の製作 (2006/04/09 追加)
キット部分の製作です。・・・まあ、キットそのままで、部品を一部変更しただけなのですがねぇ・・・
KAMADEN TA2020SPキット
通常版キットとの違いは、抵抗が一般品の金属被膜抵抗から、オーディオ用のカーボン抵抗に変更されている、電解コンデンサが、ELNAのトーンレックス(音響用小型品)に変更、コイル(インダクタ)が防磁ケース入りに大型品(DASL?)に交換されている点です。
6,800円(税別)で、とりあえず、20W+20WのD級アンプの本体が手に入るなんて・・・いい世の中になったものだ(汗
Dr.DACの改造の経験から、とりあえず、好みに合うように部品を変更しています。
nichicon MUSE KZ 25V 100uF 2本
デジタル用なので、ELNA RFSのほうが好みなんですが、とりあえず、手持ちのMUSE KZに変更しました。
nichicon Fine Gold 50V 1uF 2本
アナログ入力の直流カット用のコンデンサにFine
Goldを使用しています。・・・ここはそのうちKZに交換したいなぁ。でも同容量のは存在しないんだよね・・・
nichicon Fine Gold 50V 2.2uF
ここも、トーンレックス使うより、Fine Goldにしてみるという感じで入れましたが・・・ここもKZにしたいけど・・・FXもいいなぁ・・・
出力用 フィルムコンデンサ ニッセイ電機 APS 0.22uF
8個
APSの特性、音の感じが好きなので、こちらも交換・・・ただ・・・キット同様の容量が存在しないので、2個パラで装着・・・
TDK 積層セラミックコンデンサ 0.1uF
オーディオグレード品
若松通商でちょうど1個10円で販売していたときに20個ほど購入しておいたものです。
・・・結構つかいますね、100個一袋で買っておけばよかった・・・
T.SIN(テイシン) ねじ付
10mmジュラコンスペーサー4個
SPキットには同じ種類の20mmスペーサーが付属していますが、今回、コイルの取り付けを変更(後述)したので、
10mmスペーサーを使用しています。
・・・これも結構つかうのでまとめ買いしようかなぁ・・・
あとはキットそのままのパーツを使用しています。
とりあえず、フィルムコン、コイルなどを除いて、サクッとはんだ付け・・・
難易度は、スルーホールであることと、基板のはんだ面が狭いので少々てこずる程度・・・まあ、サクッとはんだ付けしていきましょう。
コイルの取り付け方法を変更してみる
コイルですが・・・通常版より大型で、かつ、基板は共通なので、そのままだと、基板上面に4個実装できません・・・説明書通りに上下2本づつはんだ付けするのですが・・・そうすると、底上げで20mmとなり、上下約40mmとなります・・・必然的にケースの高さが必要となり、ちょっといただけません。
そこで、なんとか基板上面に4個実装してみました。
コイルの足を曲げて5mm程度オフセットするようにしてみました。
写真手前、コイル単体のうち、左が通常、右が足を曲げたコイルです。
マイクロペンチを使って曲げてみました。
で、実装ですが、写真右側が説明書通りの実装(上下互い違い)
写真左側が足を曲げて基板上に2個実装したものです。
足を曲げてずらすことで、基板上面にすべて実装できます。
これで、通常の10mmスペーサーで行けるようになり、タカチWOケースの高さ44mm、内部が40mm弱でも十分入るようになりました。
フィルムコンをAPSにしてみる
標準のフィルムコンも悪くはなさそうなのですが、APSの高音域の特性が気に入っているので、やっぱりつけてしまいました。
APSですが、メタライズされていない通常のポリプロビレンフィルムコンなので・・・でかい・・・
写真を見ていただくとおわかりかと思いますが・・・かなり大きいです。
さすがに基板上部に2つパラることは困難なので、上下に1個づつにしてみました・・・
さすがに厚みはあまりないので、10mmスペーサーでも何とかなりましたね。・・・でも結構あせりました。
とりあえず、基板部分の完成
とりあえず、基板部分は完成・・・次は電源周りですね・・・