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Prodigy 7.1 XT 標準状態インプレッション (2006/10/09)
ほんとに、遅くなって申し訳ないです。記事自体は数週間前に出来上がっていたのですが、
風邪で4日寝込み、まだ直ってない状況で・・・
さて・・・やはり硬い文章は苦手なので、いつもの文体に戻しますね。
こちらも、ちょっと時間を置いてしまいました。
まず、Prodigy7.1XTから、ミキサーMN06につなぐケーブルのお話から。
ファーストインプレでは、車で使用の2930ケーブルを使うつもりでしたが、今回、AUDIOTRAKオンラインショップさんから、新たに購入しました。
Switchcraftのステレオミニフォーンプラグに交換済です。
こちらのエージングも兼ねて時間をかけました。
そして、NO-PCIボードも入れました。
完全にノイズが消えたわけではありませんが、以前の3〜5分の1に減少しています。
VR(アンプ側)を最大にでもしない限りさほどきにならないでしょう。
1.Fr出力(OPA2134PA)->FOSTEXMN06->TA2020SP->BOSE MicroCube
OPA2134PAのエージングが進み、高音域の硬さが取れ、透明感のあるシンバルの音が出てきました。
使われているOPA2134PAは、部品店で数百円と、大量生産品に使用するにはコスト高になってしまうOPAMPです。
オンボードサウンドはもちろん、一般サウンドカードのクラスを十分に超える音質ですね。
程よい艶、透明感のある高音域、フラットな音質です。
元々、バーブラウンのOPA系はハードロックに向くかといわれると向かないといいたいですが、オンボードサウンドよりも数ランク上の音質で聴けます。
プリアンプとして、OPA2134PAが載ってしまった以上、Fr出力音質面ではWaveTerminalも勝てないなぁと思ってしまいました。
解像度などの面では、やはりWaveTerminalに軍配が上がるのかもしれませんが。
ただ、OPA2134PAの性能が高いといっても、高音域を延ばしたOPA2604や、高級オーディオ用のOPA627には明らかにおとります。
もちろん、手持ちがありますので、OPA2604とOPA627は試してみます。
OPAMP交換が楽しみです。
2.ヘッドフォン出力(JRC5532)-> ATH-W1000
JRC5532のエージングがすすんだおかげで、少々硬さがとれました。
しかし・・・やっぱりJRC5532の限界がわかってしまうようです。
解像度は普通程度、艶はあまりなく、ピアノの打鍵のニュアンスや、サックスの息遣いなども再現力に乏しく感じてしまいます。
リファレンスが改造Dr.DACですので、どうしてもこういう評価になってしまいますが、1万円程度〜以下のヘッドフォンには十分な駆動能力、音質があると思います。
これは、ファーストインプレと同様、OPA2134PAを入れてほしかったところです。
インプレ総括
あらためて、良い点、悪い点を記載します。
よい点
悪い(というよりも残念)な点
今回、音質のみにしか触れていませんが、ドライバの機能も特筆すべき点だと思います。
エゴシスカード特有のDirect Wireを含むWDMドライバは、ASIOやGSIFへの対応、レイテンシ(命令から発声するまでの時間)の調整、Q
SoundフルドライバでDirectSoundやEAXなどのゲームにも十分な効果を発揮する点、Direct
Wireである程度のミキシングやリルートが可能でDTM他、いろいろな用途に使うことが可能です。
オンボードサウンドや、他のサウンドカードを一歩超える、ぶりちゃんとしても一押しの機能です。