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VIA TechnologyがIC-Ensemble社を買収してリリースしたEnvy24HTチップを搭載したカードです。

 サンプリングレート192KHz(入力96KHz)、量子数24bitまで対応し、MME,WDM,ASIO,GSIFという現在使用されているドライバ規格をほとんどサポートしていて、レイテンシも低く結構重宝しています。WMA9のフルサポートも魅力です。

 このカード、EgoSystem社のコンシューマ向けカードなのですが、価格は2万以上です。一般には高くて買わないって・・・でも、思い切って購入してみると・・・ぜんぜん音が違います。
 PC上はデジタルで音をやり取りしますが、スピーカーやヘッドホンで聞く場合はアナログになります。また、マイク録音などもアナログです・・・このアナログデジタルの変換を行うADC (Analog to Digital Converter)とDAC (Digital to Analog Converter)が重要で、このチップの質により音がかなり劣化したりします。安いサウンドカードはチップ内臓のADC及びDACを使用します。でも、このProdigyは、すべて別にチップを搭載しています。ヘッドホンアンプまで内臓してたりします。(このアンプ結構お気に入りです)
 このカードが再生する音はすごく素直で、かつ厚みがあり、YMF744の時には聞こえなかった音が聞こえてきます。
 ノイズもかなり少なく、気にならないです。
 サウンドカードでは、低ビットレートで圧縮されたWMAやMP3をそれなりに再生するようにできているものですが、こいつには、そんなものは存在しません。素直に、忠実に原音を再現してくれます。
 おかげで、高音質を求めるあまり、WMAのエンコードは、WMA9 VBR90を使ってます。このカードだと、WMAのビットレート別で違いがはっきりわかります。

 このカードの入出力は、内臓がデジタルインのみ、外部は、マイク入力、Line-In、Line1/2-Out、Line3/4-Out、Line5/6-Out(Headphone Out) 光出力、同軸出力となっています。
 ぶりちゃんが必要な光入力はというと・・・拡張モジュール、MI/ODI/Oを使用しています。このカードの外部端子は、光入力、ブレイクアウトで同軸入出力とMIDI入出力(1ポート)になります。 しかも、AKMのデジタルトランシーバーをつんでます。・・・さすが、ESI-Pro用・・・

 現在は、このカードでアナログ入力(カセットテープ!)や、MU2000からのデジタル入力などをしています。再生は外部5.1chデジタル入力アンプ(安物)に接続ですが・・・安物アンプが負けていて困っていたりも・・・・だからメインはヘッドホンになってたり・・・

 Audiotrak/ESIのいいところは、E-WDM with Direct Wire+Sensaura(A3D/EAX/Direct Sound 3D)です。前述のとおり、Windowsには、MME,WDM,ASIO,GSIF(ゲームはA3D、EAX)のドライバーが存在しますが、MMEとWDMはひとつのドライバですが、ASIO,GSIFなどはそれぞれドライバーが別に必要になります。
 E-WDMドライバにより、MME,WDM,ASIO,GSIFドライバーは1本にまとめられ、それぞれ独立して動作します。
 Direct Wireにより、それぞれ独立しているドライバ間の入出力をルーティングすることができて、結構重宝します。
 Windows Media Playerの出力(WDM)をSOL2(ASIO)でリアルタイム録音したり、Windowsが出力するサウンド(MME)をSOL2(ASIO)でリアルタイム録音なども、文字通り”つなぐ”ことでできてしまいます。
 現在開発中のDirect Wire Ver.3では、入力も含まれるということで、すごく楽しみにしているところです。

 WMAのエンコードで気づいた点・・・
 ぶりちゃんは、所有している音楽CDをWMA化していますが、サウンドカードにより、エンコード後の音質がかなり変わってしまうことを最近気づきました。(Lossless除く)サーバーマシンには12月13日現在、内臓のCMI8738チップというサウンドを使用しているのですが、CMIチップとProdigyそれぞれで同じ曲をWMA9 VBR90でエンコードを行ったファイルを、Prodigyで再生したところ、CMIチップでエンコードしたファイルは、明らかに音に厚みがなく、聴いててさびしい感じでした。
 おかげで、エンコードは現在Prodigyのみ・・・だったのですが?