ぶりちゃんが2年くらい使っていたサウンドカードです。・・・その間に交換したマザーボードには、AC97コーデック対応サウンドが内臓されていたのですが・・・すべて無効にしてました。
・・・音は薄っぺらいし、ノイズは載りすぎるしで・・・使い物にならなかったのです。
 ただ、本家YAMAHA (YIS)からリリースされたカードはさすがYAMAHAと思うほどよかったです。

 このサウンドカードのメインチップは、YAMAHA YMF744と呼ばれるAC97コーデック対応、SoundBlaster互換チップです。PCM録音再生はもちろん、YAMAHAのXG規格MIDI音源(16パート、32音ポリ)をオンボードで搭載していました。
 Windows2000やMe、XPに標準で載っているGS Wavetableはしょぼい音でしたが、YMFの音はなかなかよかったです。・・・それでも、別体音源 (YAMAHA MU2000 etc.)には及ぶべくも・・・

 で、このHOONTECHのカードは、他のYMF744、754チップ搭載カードと比べて、
 

 この2つが結構重要で、他のカードに比べて5千円くらい高かったですが、迷わず購入してしまったほど・・・(通常 のYMFカードは3千円くらい)

 基本的に、このカードの入出力は、CDなどの内部入力と、外部はMIC、スピーカーフロント、スピーカーリア、Line-Inの4つ+ゲームポート&MIDIで、デジタルI/Oはどこだ〜といわれると・・・

 拡張モジュール、XG-DB Iを装着します。
 このカードはデジタルI/Oのみで、光、同軸ともに入出力を持っています。
 ぶりちゃんの環境は、光入力と同軸出力が最低1つづつ必要ということで、このサウンドカードはかなり重宝してました。

 ちなみに、NX-DBという拡張カードを接続して、専用の外部デジタルアンプに接続することも可能でした。・・・わざわざ製造元の韓国から購入したけど・・・結局つかってなかったの・・・しくしく

 ずっと使い続けようか・・・と思っていたのですが、趣味の音楽製作がハードウェアベースからソフトウェアベースに移り変わり・・・マルチトラックレコーディングや、PCMのサンプリングレート/量子数(音をデジタルで指定する単位・・・CDはサンプリングレート 44.1KHz、量子数16bitです。)があがってくるにつれて、このカードではつらくなってきました。
 音楽製作で、YAMAHAのSOL2を使いはじめましたが、音楽製作で一般的に使われているASIO規格のドライバーに対応していないため、複雑なサウンドの扱いができず、かつレイテンシ(音の発生を命令してから発音するまでの遅延時間)も多く、つらくなってきてたのです。

 ・・・このカードは、みょんさんのところへいきました。拡張モジュール2種と外部アンプもセットで、結構気に入ってくれてるようです。 ・・・といっても、今はProdigy 192 SPで、このカードはサブマシン用にとってあるとか・・・

・・・余談

 ぶりちゃんは、YMFシリーズのカードを何枚も買い換えてきました。

 なにやってたんだか・・・