TA2020SPアンプ

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キットの製作
電源周りの製作
ケース/レイアウト
画像

 

カードレビューでは、ブランド、コントローラーチップ別などで紹介しています。
このページでは、
KAMADENのTA2020SPキットを使用したD級パワーアンプを紹介します

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20W+20W D級パワーアンプ
KAMADEN (TRIPATH) TA2020SPキット

 

 

 

 

コメントキット製作電源周りケース/レイアウト画像

TA2020SPキット レビューコメント
(2006/07/16 入力カップリングコンデンサ交換とスピーカーを変えてみる 追加)

 安デジタルアンプがいやになった為、2chのパワーアンプがほしくなり、せっかくだから作ってみようと思い立ちました。

 いろいろ調べてみると、カマデンのTA2020キットで製作した作例がWEBでたくさん公開されていて、これで作ってみようと思った次第です。

 とりあえず、作ってみよう・・・でも部品を調達が面倒だなとおもって、若松通商でフルキットを購入・・・が・・・

若松フルキットに見切り・・・ とりあえず、部品調達

 さて、キットの他にどのような部品がひつようなのか・・・あまりよくわかっていませんでしたので・・・とりあえず、フルキットとして売られている若松通商のものを購入・・・これがまず失敗でした・・・

  • ケースがしょぼい
    ・・・いやぁ・・・計測機器に使うようなケース・・・これでは、オーディオ機器には見えないし、設置してもさびしいです。

  • これ?・・・もしかしてVRつまみ?
    なんかよくわからないパーツが・・・最初は付属していたケース付LEDのブラケットかなとか思いましたわ。

  • この電源でたりるかなぁ
    コーセルのスイッチング電源が付属していました。でも12V2.5Aのもの・・・いろいろWebで見ていると、4〜5Aの出力があったほうがいいそうで・・・

  • え〜と・・・キットだよねぇ・・・
    フルキットということで、TA2020SPのほかに付属のパーツはいろいろありますが・・・
    説明書はTA2020SPのものだけ・・・あとはパーツが付属しているのみ・・・
    半田とか、色違いの配線、電源の平滑コンデンサなども付属していて、あとはACケーブルがあればOKだよねぇという構成なのですが・・・
    これじゃ知識がない方お断りでしょうか・・・

  • SPキットだと、底上げになるんだけど・・・入るの?
    SPキットは、防磁ケース入りのコイルを使用するため、通常のキットよりコイルが大型・・・そのおかげで、4つのコイルを基板の上下に配置します・・・これだと、基板下に20mmのスペーサーが必要(SPキットには付属してます 、通常版は10mm程度でOK)で、上下合わせて約40mmとなりますが・・・このケースだとぎりぎり無理っぽい。

 いろいろ駄目な点ばかりを書いていますが、説明書がない、ケースのクリアランスが怪しいのを除けば、ACケーブルを用意すればとりあえず鳴らせるものが出来ますね。

 とりあえず、フルキットからRCA端子と出力端子を使い、あとは別に調達することに(号泣

  • ケース タカチ WO 44-16-23B
    タカチ工業のサイドウッド付アルミケースです。
    ・・・ちょっとサイドウッドに惹かれまして・・・SONYのESシリーズにあこがれていましたので(汗
    フルアルミで加工しやすく、サイドウッドもなかなかよいのです・・・が、ちょっとサイズがぎりぎりだったかな・・・
    サイドウッドのため、どうしても長さが230mmと長いなぁと思ってたのですが・・・電源が長いので結構びっちり・・・
    あと・・・前後がフラットだとなおよいなぁ・・・

  • SW電源 デンセイ・ラムダ VS-50B-12
    デンセイラムダの基板のみの12V電源です。定格が4.3A出力と、TA2020には十分な容量ということで選びました。

  • VR アルプス RK27 水平タイプ 100ohm クリック付
    クリック付のボリュームが使ってみたかった・・・あとは、ALPSなら信頼できるということで・・・

  • 電源コネクタ TOKIN GL-2080FVP
    PCと同じ3端子の電源コネクタに、ノイズフィルター内蔵ということで選んでいます。

  • 電源平滑コンデンサ nichicon MUSE KZ 25V 1000uF 2本
    ・・・Dr.DAC改造で、電源の一次平滑にはMUSE KZを使うと、好みの音がでたので、また使っています。

キットを組み立て

 組み立ては、別ページで(汗

ファーストインプレ

 まず感じたことは・・・とても素直なアンプだなぁ・・・ということです。
 平滑に使用しているMUSE KZや、アナログ入力のカップリングに使用しているFineGold、出力にAPSを使っていたりしますので、それらの色は少なからず出てしまいますが、プリアンプとしてつないでいるDr.DACのOPA627BPの音がそのまま出てきている感じです。

 現在使っているスピーカーは、安デジタルアンプ・・・CAMBRIDGE SoundWorks DTT5.1に付属の安フルレンジですが・・・小口径フルレンジのため、確かに低音域はあまり出ない、高音域もDr.DAC+ATH-W1000には比較にならないほど出ていないのですが・・・OPA627BPを通した音が出ていて、なかなか良い感じです。

 出力は、デスクトップに置くには十分すぎる能力ですね・・・これくらいのスピーカーですと、ミキサーのスライダーを6割、アンプのVRを4割強くらいで十分です。

 あとは、FineGold特有の、美音系になってしまっているので、そこらをMUSE KZに変更するくらいかな・・・
 そして・・・BOSEスピーカーを購入して鳴らしてみたいですね・・・ぶりちゃんはBOSE好きなんです。

 電源投入時のポップ音は大きいですね・・・気にしないことにしてます・・・Dr.DAC+OPA637のほうが大きいですし、このアンプは24時間電源投入なので・・・

入力カップリングコンデンサの交換と、スピーカーを変更してみる

 結構前ですが、C2、C3のFine Goldを、手元に残っていたMUSE KZ 100V 10uFに交換してみたところ、改造Dr.DACの音に近くなったなぁと(メインKZだから当たり前)・・・
 量感と高音域の響きがよく、Fine Goldのような美音にならず、やっぱりいいですねぇ。

 ・・・でもね、やっぱり安アンプ付属のスピーカーじゃぁねぇ・・・

 NANAOの液晶モニターを直販で購入する際、パック割引でBOSEスピーカーが安いということで、モニター交換を機に、BOSEのCompanion3をセットで購入・・・マイクロキューブと呼ばれるサテライトスピーカーだけを使用することに(汗

 マイクロキューブは、RCAピンプラグ接続なので、とりあえず、バナナーRCAピンジャックの変換ケーブルをつくり、SETTEN No.1を塗り、接続してみると・・・

 ・・・やっぱりBOSEサウンドですね。

 エージング途中なので、高音域がまだ十分にでていないし、メタルラックにただおいてるだけなので、低音域もまだまだなのですが、中音域はいいですねぇ。
 Dr.DACのプリを通った音は改造Dr.DAC+ATH-W1000そのまんまといっていいほど出ていいます。
 ATH-W1000と、PC用などのスピーカー、いままで使っていた安スピーカーを比べると、スピーカーのほうがオクターブが下がったような音になってしまっていたのですが、マイクロキューブはしっかりと出してくれています。
 ・・・よく、ヘッドホンで聴くと、オクターブが上がったように聴こえるということをちらほら見かけますが・・・ぢつはスピーカーが追いついてないだけだったり・・・

 33WERがほしかったのですが、しばらく先になりそうです。・・・NANAO(EIZO) FlexScan S2410W-RWS 24.1型ワイド液晶モニターを入れてしまったため、とうとう33WERをおく場所がなくなってしまったのです(滝汗

 マイクロキューブ用の専用テーブルスタンドを注文・・・Amazonで在庫切れのようで、届くのはしばらく先ですが・・・

TA2020SP どうよ

 ぶりちゃんは結構気に入っています。以前の安デジタルアンプは、5.1chということもあり、ACアダプターの大きさ、消費電力、そして肝心の音質で不満続出でしたが、これで、スピーカーでもそこそこ楽しめます。

スピーカーはマイクロキューブとして・・・接続ケーブルをちょっと考えたい・・・余りこだわりたくないとはいえ、安スピーカーと同じようなインターホンケーブルだし・・・

 とりあえず、昔ほしかった、プリ、メイン別構成のアンプを、かなりコンパクトに入手できました。
 ・・・A級、AB級では考えられないくらいコンパクト、高電力効率なパワーアンプで、かつDAC,ヘッドホンアンプ付プリアンプのDr.DACとセットでぶりちゃん的に満足です。