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Dr.DAC 改造版 コメント2 OPAMP交換SP仕様 (2007/03/31ほんのちょっとだけ追記)
Dr.DACを改造、OPAMP、コンデンサ、バッファICを交換してきた、ぶりちゃん的にもう最終仕様といってもいい状態でのコメントです。
今のところ、機能追加計画を止めていまして・・・忘れたころになりそうなので・・・ここいらで・・・
改造経緯については、他のページを・・・
いあ、ほんとわ、Hiモード14V出力分の電解コンデンサをMUSE KZにもどしたかったのだが・・・スペースもないし、スルーホール持たないしで・・・(一応、KZは用意しておくかな)
最終仕様のDr.DAC
改造したことで、解像度、情報量、バランス、音の定位、上下のレンジなど、全体的にあがっています。
無改造、エージング前の中音域の足りなさが逆に懐かしいくらいです(汗
OPA2604よりも高音域は出ていますし、OPA637を入れたことで、OPA627で音量が足りないと感じてしまう低音域も出るようになりました。さらに下の低音も出ています。
サ行のきつさも感じられず、透明感のある高音域が出ているようです。
もちろん、OPA627譲りの中音域は健在で、ほんと低、中、高音域の音域バランスがよくなったと思っています。
あとは、バッファICを交換したことで、詰まった感じがなくなり、全体的に透き通った音になっています。
もちろんデメリットと感じる部分がないわけではありません。
まずは、発熱ですね・・・OPA627、OPA637、BUF634が発する熱量は結構なもんですし、SPI-015Sをケース内側に塗装したことで、さらに熱が・・・上面ヒートシンクじゃ放熱が追いついてないです。・・・USB扇風機まわすと何とでもなるのですが(汗
あとは、圧縮音楽ファイル再生時ですかね。・・・gigabeatSに入っているようなH2Cなどの復元技術は入っていませんし、素直に出力しますので、圧縮音楽ファイル再生時のカットされた高音域などはそのまま再生されます。解像度が高いことで、余計に目立ってしまうんですね・・・
ぶりちゃんは、カットされた高音域ですと、耳が痛くなってだめなんですが・・・うちは基本的にWMA Losslessなんで・・・
ただ、Losslessや音楽CDでも、現状のDr.DACでは困ったことがおきたりします・・・(汗
特にDVD-Audioなどですが・・・特定の高音域がノイズが含まれているように聴こえることがあります。
・・・10KHzから20KHzまで変化するスイープ信号を聞いた時のような・・・
上も下も出るようにしたことで、ぶりちゃんの耳の限界をこえたのでわないかと(泣
・・・素のDr.DACとききくらべしたいところですが、さすがにもう一台買うのはきついな・・・
買ったとしても・・・しばらくしたら、同じように改造してるかもしれないし(こら
とりあえず、ちょっとだけ聞き比べ
とりあえず、現役で動作している、MOGAMI 2930ヘッドホン延長ケーブルエージング中(結構すすんだかと)のWaveterminal 192Xとミニ-標準フォーン変換プラグをかましたgigabeat S30(これもエージング半分くらい?)とDr.DACで聞き比べると・・・
・・・いあ、明らかに改造Dr.DACに軍配が上がります(あたりまえか)。他の2つと明らかに違うのは、レンジ、音の定位と解像度、艶、情報量でしょうか。あと音域バランスもですが・・・(ほぼ全部?っていいませんか?)
gigabeatS30も、ポータブルプレイヤーとは思えないくらいの解像度、音域バランスですが、Waveterminalにはやっぱり及ばず・・・
・・・比べるのが間違いといわれればそれまでですね。
gigabeatSとWaveterminalについては、それぞれのページに追加していく予定です。
Dr.DACの曲別インプレ 最終仕様
2005年仕様(コメント1に記載)との違いを明確に書きたいのですが・・・ぶりちゃんでは、もう言葉で表現できなくなってるのですわ・・・
・・・ぶっちゃけいえば、かなりいい・・・です。
まあ、2005仕様からの変わった点をがんばって書いてみるとしましょう・・・期待しないでね。
See-Saw 「君は僕に似ている」 (WMA 9.1 Lossless)
OPA637で低音のレベルがあがったことで、さらにバランスがよくなりました。
また、BUF634とOPA637のおかげなのか、空間の表現がさらによくなりボーカルとコーラスの定位位置がいいですね。
交換SPページでの銀の意思でちらっと書いてますが、音のパンや、立ち上がりが上品な感じになり、一段と聴きやすくなりました。
ストリングスは全体的に広がりがあるのですが、音がぼやけているとかではなく、しっかりと聴こえています。ストリングスの
ストリングス、アコースティックギター、グランドピアノもそれぞれ艶のある透明感、音素ひとつひとつの情報量ともにとてもよいです。
サビに入る際のシンバルも、強弱がしっかりしていながら、とても心地よく聴こえるのが不思議な感じですね。
余韻も心地いいですわぁ・・・See-SawはアルバムDream
Fieldからお気に入りなんです・・・最近リリースがないからさびしいのですがねぇ。
ベルリンフィル(ベートーベン) 交響曲 第9
第4楽章 (WMA 9.1 Lossless 24bit/96KHz)
最近あまり聴いていなかったせいか・・・うお・・・書けん・・・
BUF634のおかげか、すっきりした印象もあり、そのおかげで、コーラス部分の定位がさらにはっきりしたようにも感じられます。
W1000に限らず、オーディオテクニカの密閉型は耳に近めで聴こえるため、クラシックの生取りなどは不向きな面もありますが、今までの改造でかなり改善されて、定位がよくなっていること、レンジが広くなったことで、前よりも自然に聴こえるかなぁ・・・
ごめんなさい、前よりよくなっているとは感じられるのですが、言葉にできません。
YsVI -The Ark of
Napishtim- (Falcom Sound Team jdk)
「MIGTY OBSTACLE」 (WMA 9.1 Lossless)
さて・・・この曲はちょっと困ったことに・・・もちろん上2曲のようにとてもよくなっているのですが・・・シンバルにノイズが入るように聴こえてしまいます。
スペクトラムアナライザで見ると一目瞭然なのですが・・・この曲は20KHz付近も含めてフラット・・・ぶりちゃんの耳がついていってないのですわ・・・
フィルムコンをポリエステル系にすると気にならなくはなりますが・・・ローパスフィルターを入れると同様なので、このままのつもりです。
・・・それでも圧縮オーディオの16KHz付近カットよりも聴きやすいのです。
OPA637の低音で、もうこれ以上になるとぶりちゃんはだめというくらい低音が出るようになりました。
スピード感も以前より上がり、オーバードライブ+ディストーションギターが・・・ロックは苦手なぶりちゃんでも心地よく聴こえてくるのはなぜだろう・・・(滝汗
2007/03/31追記
ACアダプターの平滑コンデンサをKGに交換したことで、低音がさらにでるようになりましたが・・・
まだ大丈夫でした(ぉ
シンバルもききやすくなったのかも。
結局曲別といっても、今までの経緯からの更新というわけで・・・結局は最終仕様に書いたこととほぼ同じになってしまいましたねぇ・・・
・・・それに、曲のインプレにはなってないなぁ(滝汗
これだけではなんなので・・・別の曲も・・・いままで書いてない曲なので(多分)Dr.DAC改造後の違いなどは入れていません。
英雄伝説
空の軌跡 Second Chapter (小寺可奈子/Falcom Sound Team jdk)
「I Swear...」 (WMA 9.1 Lossless)
ぶりちゃんはFalcomゲー大好きで、もちろんこのゲームも予約購入・・・前編のFCも初回版を予約購入したにもかかわらず、SCは完全版を購入する始末(あほ)
・・・閑話休題
この曲は、ゲーム内でもかなりいいところでかかるのですが、ありきたりだけども、ヴォーカルのソロから始まり、次第にピアノなどのメロディが入る・・・歌いだしからくらっときました(汗
ボーカルの小寺可奈子さんの曲、これが始めてですが、歌いまわしと歌声はかなりお気に入りです。最近のJ-Popの一部傾向でボーカルすべてにエフェクトをかけ、こういうところをごまかすのが多い中、かなり抑え目のエフェクトでいいですなぁ。
エフェクトはかかっていると思えますが・・・改造Dr.DACの透明感のおかげかな・・・
歌い上げる際のニュアンスもいいのですが、言葉の歌い始めと終わりがいいですね。・・・ぶりちゃんもカラオケやるのですが、こんなふうに歌えたらなぁとよく思います・・・最近歌ってないなぁ。
・・・女性ヴォーカルはキーが高くて無理だって・・・昔ならともかく・・・
奥で抑え目だけども、しっかりとバックを勤める、ベースと透明感のあるシンバル、パーカッション、Lチャネルに振られたコーラスは奥のほうで、Rチャネルに振られたほうはちょい手前、間奏のギターはしっかり前に出てきて、バランスよく、心地よく聴こえます。
TM Network
「ELECTRIC PROPHET -機械仕掛けの預言者-」
また懐かしい・・・TM Networkですが・・・この曲を知っている方・・・少ないほうかなぁ・・・ミニアルバム、TWINKLE
NIGHTからです。8分越の曲・・・当時レコード買えなくて・・・小学生だったし(汗) CDでリリースされてから、購入、聴きまくりました・・・
当時はラジカセやポータブルCDプレイヤーで聞いていましたが・・・こんなに歌うまかったっけ・・・(失礼な)とおもったり。某コーラスは・・・ですがね。環境のグレードが上がると違うなぁとしみじみ感じられます。
いまでは趣味のようなFM音源(いあ、これがなかなかいいのですよ)なのですが、色あせた感はまったくないですねぇ。
低めのFMピアノで始まり、スローバラード調、語り風で歌い上げる宇都宮さんのボーカルもいいですね。この曲、とても好きです。
またおいおい記載していこうかと思います。
・・・改造Dr.DAC+ATH-W1000がぶりちゃんのリスニングのリファレンスになってしまっているな・・・
まとめ?・・・なのだろうか
・・・TM NetworkのBeyond the TimeやResistance、Seven Days Warなどは、当時レコードで聴いていました(親父のSONYバラコンポを占領してたなぁ)が・・・レコードが奏でる空気感はなかなかCDでは感じられませんでした・・・改造Dr.DAC+W1000で久しぶりにこれらの曲を聴きましたが、始まった瞬間に、あ、この空気感だと感じたときはうれしかったです。
OPA627/637・・・とってもいいですねぇ。 それでいて、解像度や音の定位が上がっていることでグレードアップした感じがあります。
・・・と書いていますが、Dr.DACを改造していくことで、音楽CDに、これだけの情報が入っているんだなぁとしみじみと感じましたね。
PCMという符号化方法で、アナログ直から確かに落ちている情報はあるのですが・・・そこら辺をOPA627/OPA637が補完している(ように聴こえる)のだろうか・・・gigabeatのH2Cなどの補完技術もすごいと思いますしね。
思うことは・・・やっぱり基本は増幅装置だなということですかねぇ。
元の出力に左右されるなぁと思います。Waveterminalのデジタル出力とXBOX360やMAYA44 MkIIのデジタル出力からDr.DACを通すと、微妙だったりしますがやはり違いますし、Dr.DACから出た音は、やはりそれぞれの入力側の傾向を反映していると感じられます。
聴くヘッドホンや、パワーアンプ、スピーカーを通った音も違ってきますが傾向は同じ・・・(ああ、表現が難しい)
結局は受け手の好みに左右されるということで・・・ぶりちゃんの場合、あたりですが、他の方だとまた違うでしょう・・・
こんな変な記事や改造ですが、参考になればいいなと・・・