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Prodigy HD2 E-WDMドライバの使用方法 (2007/08/22)

Prodigy HD2のドライバ

 Prodigy HD2は現在も、VIAのリファレンスドライバで動作しています。
 しかし、ESI/Audiotrakの重要な売りである、E-WDMドライバが使えれば、いろいろな機能が手に入りますです。
 ここでは、E-WDMドライバの機能、ドライバの導入方法について簡単に記載します。
 ここでは、x2vドライバを元にしています。対応OSは2000/XP/Vistaとなります。

 尚、エゴシステムズ日本支社では8/22現在、E-WDMドライバは公開されておりません。
 EEPROMを更新する作業が必要となるため、E-WDMドライバを導入後、サポートを受けられるかどうかはぶりちゃんにはわかりません。
 EEPROMの更新に失敗した場合、カードが使用不可になる可能性があります。 
 また、韓国サイトの内容を独自の解釈で行っておりますので、100%確かなものではありません。
 
 上記を踏まえ、自己責任でお願いいたしますね。

 

E-WDMドライバとは?

 E-WDMドライバとはエゴシステムズさんの製品(ESI/Audiotrak)の専用ドライバです。
 通常のドライバ機能のほかにDTMでも使用可能な特殊機能が付加されています。

E-WDMドライバの導入

EEPROMの書き換えの準備及びE-WDMドライバのダウンロード

 E-WDMドライバを使用するにはProdigyHD2のEEPROMの書き換えが必要です。
 書き換えるためのファイル一式はAudiotrakの韓国サイトからダウンロードします。

 尚、フロッピーディスクまたは、CD-Rメディアが必要になります。
 フロッピーディスクの場合はMS-DOSでブート可能なものが必要になります。
 XP/Vistaのフォーマットで作成できます。
 CD-Rを使用する場合は、ISOイメージをCD-Rに書き込むことが必要になります。
 また、フロッピー、CD-RからPCをブートできるように、PCのBIOSが設定されていることが必要です。
 BIOSの設定方法、DOS及び、CD-R書き込みについてはここでは説明しません。
 また、これくらいの知識がありませんと、正直、手を出さないほうがよろしいかとおもいます。

 ダウンロード先リンク(Audiotrak韓国サイト)

 ProdigyHD2 x2v-0.978(2000/XP/Vista)

 CD-ROMブートイメージ

 フロッピー用EEPROMパッケージ

 フロッピー用の場合、ファイルを解凍してできたファイルをフロッピーにコピーします。
 x2v−0.978ドライバは任意の場所に解凍しておきます。

ProdigyHD2本体の準備

 VIAのリファレンスドライバをアンインストールしたのち、PCをシャットダウンし、ProdigyHD2を取り外します。

 ProdigyHD2のジャンパを設定する必要があります。
 JP4と書かれているジャンパをON(付属のジャンパピンで2本のピンを接続)にします。
 JP4はEnvyコントローラ(Audiotrakロゴシールが貼られたチップ)の左上にあります。
 右の写真はOFFの状態です。

 上記操作が終わったら、ProdigyHD2をPCに戻します。

EEPROMの書き換え

 PCを起動します。この際、EEPROM書き換えの準備で作ったCD-Rまたはフロッピーからブートします。

 しばらくすると、MS-DOSプロンプト(A:\ )が表示されます。
 EEPRWA.EXEと打ち込み、Enterで実行すると、EEPROMの書き換えを開始します。

 CD-Rの場合は、
 起動後、1.EEPROM for X2V EWDM Unified Driverを選択します。

 EEPROMの書き換えが終わったら、再起動ののち、Windowsを起動します。
 尚、ProdigyHD2のジャンパJP4は、ONのままにしておきます。

E-WDMドライバのインストール

 Windows起動後、プラグアンドプレイにてドライバのインストールを要求されますので、x2v-0.978ドライバを解凍したフォルダを指定してインストールします。
 Windows再起動後、タスクバーに、Audiotrakロゴアイコンが表示されます。
 ダブルクリックすると以下のようなドライバコントロールパネルが表示されれば成功です。